モルタル壁を2種のピンクで色分け。



施工内容 | 内訳 |
---|---|
施工場所 | 東広島市高屋町 |
築年数 | 30年 |
塗替え回数 | 1度目 |
工事種類 | 外壁塗装工事、屋根カバー工法 |
坪数(塗面積) | 224㎡ |
費用 | ★★★★★ |
施工時期 | 2024年8月 |
使用した塗料 | ASTEC:無機ハイブリットウォール *外壁 ASTEC:マックスシールド1500Si-JY *付帯部 |
デザイン塗装 | 外壁ベース色…ペールピンク 3分艶 玄関、帯…クラシックローズ 3分艶 天井、水切り…シルキーホワイト 3分艶 |
保証 | 15年保証 |
お客様のご要望 | ・傷んだ部分(雨樋・軒天)も修理してほしい ・今回の塗装を最後にしたいので長持ちさせたい |
雨樋取り換え
雨樋は塗装することが多いですが、場合によって取り換えることも検討します。
今回の現場は、屋根カバー工法のため雨樋の取り換えが必要でした。
雨樋撤去
塗装工事に先行して、雨樋を撤去します。
雨樋が無いほうが、塗装作業が円滑に進みます。
まずは、雨樋をサンダーで切って、取り外します。
すると、トヒバンドだけが残ります。

トヒバンドは、釘で固定されています。
大変ですが、一つ一つ手作業です。

下地処理
下地処理は、塗装工事の基礎となる部分です。
この工程の手を抜いてしまうと、仕上がりに影響し、塗装が長持ちしません。
たつみ塗装では、下地処理に力を入れており、時間をかけて丁寧に処理していきます。
ひび割れ補修
モルタル外壁では、経年劣化によりひび割れ(クラック)が生じます。
放置しておくと、雨漏りや躯体の腐食につながり危険です。
たつみ塗装では、下地処理に力を入れており、専門の職人が適切な処理を行います。
まずは、ひび割れに沿って溝を掘ります。

掘った溝に、プライマーを塗り、コーキング材を充填します

その上から補修材を塗り、溝を埋めていきます。

ひび割れに対しては、このように処理します。
補修によって、模様(砂)がなくなってしまっているので、後ほど吹き戻しという作業を行います。
補修は完了です。
高圧洗浄
ひび割れの補修が完了したら、高圧洗浄を行います。
汚れをしっかり落としてから塗装工事をすることで、外壁を長持ちさせることができます。




目地コーキング
目地は、クラックが生じやすくなっている場所です。
クラックが生じることを前提に、処理が必要になります。
たつみ塗装では、追従性と防水性があるコーキング材で処理しています。
まずは、コーキングプライマーを塗ります。
壁とコーキング材の密着性を高める効果があります。

続いてコーキング材の充填です。
充填したら、ヘラで整えていきます。


最後に、テープを剥がして完了です。

付帯部塗装
下地処理の後は、付帯部の塗装を行います。
付帯部とは、雨樋やひさしと言った外壁以外の部分です。
ケレン
まずは、付帯部の汚れの除去が必要です。
サンドペーパやナイロンたわし等で、丁寧に作業します。
汚れを除去するだけではなく、小さな傷をつけて塗料の密着性を上げる効果もあります。


さび止め塗装
鉄部には、下塗り材としてさび止めプライマーを使用します。
サビの予防と上塗り材の密着性向上が、目的です。
さび止めの色は、上から塗装する色に応じて使い分けます。
黒に近い色は、赤色。
白に近い色は、白色のさび止めを使っています。


中塗り
次に、上塗り材を塗装します。
上塗り材は2回塗装が、基本です。
1回目を中塗り、2回目を上塗りと呼んでいます。


外壁塗装
付帯部の中塗りが、完了したら外壁の塗装をします。
外壁の塗装が完了してから、付帯部の上塗りです。
養生
外壁を塗装する準備として、養生を行います。
サッシや屋根、付帯部など、外壁の塗料がついてはいけない部分が対象です。
時間がかかる作業ですが、丁寧に行っていきます。

吹き戻し
補修した部分の模様をつけていきます。
専用の機械で、砂を吹き付けます。
できるだけ、周りと合わせて吹くのが、職人の腕の見せ所です。

少し色の違う部分が、吹付をした個所です。
砂の量や大きさが、ほとんど同じですね。
これで、上から塗装しても補修の後が気になりません。

下塗り
養生が完了したら、塗装を開始です。
下地調整材を塗装し、外壁と上塗り材の密着性を向上させます。
下地調整材(シーラー)は、下地の種類によって変更します。
天井と壁では下地の素材が異なるので、別のシーラーを使用しています。


中塗り
いよいよ外壁が、お客様のご希望の色に変身です。
塗り残しの無い様に、きっちり、丁寧に作業します。

↑ペールピンク ↓クラシックローズ

上塗り
最後に、仕上げ塗りです。
ムラなく均一になるように、丁寧に塗装してきます。


養生撤去
養生を撤去し、外壁の塗装が完了します。
施工前より、見違えるほどきれいになりました。


付帯部塗装
中塗りで止めておいた、付帯部の塗装を行います。
上塗り
壁に付かないように、慎重に塗装します。
万が一付いてしまっても、直すことができるので大丈夫です。


屋根カバー工法
2階部分の塗装の完了後に、屋根のカバー工法を行いました。
施工前は、かなり傷んでいますね。

まず初めに、屋根材を抑えている鉄板(棟板金)を取り外します。

続いて防水紙(ルーフィング)を貼っていきます。
雨漏りしないように、下から順番にきっちり貼り付けます。

続いて谷板金(水の流れるところ)を取り付けます

続いて屋根材です。
こちらも防水紙と同様に、下から丁寧に取り付けます。

最後に、棟板金を取り付け完了です。


雨樋取り付け
まずは、雨樋を取り付けるバンドからです。
雨水がうまく流れるように、勾配を付けます。

バンドの取り付けが完了したら、雨樋の作業です。



清掃・タッチアップ
最後に、細かいところを手直しします。
たつみ塗装では、細部までとことんこだわります。
最後に、代表親方自ら確認を行い塗装工事完了です。
施工後
ご覧ください!
2種のピンクが、引き立てあっていい色合いになりました。


屋根もカバー工法で、新品に生まれ変わりました。

「Fさん。今回は、当店ではじめての塗装工事でしたが、ご信頼くださり、誠にありがとうございました。
太鼓判に書ききれなかった、完了確認検査の最終チェック(テープで印がついていた箇所)細部まで確認して仕上げて頂いて感心しました。と言って頂き私たちの誠意が伝わり大変嬉しく思います。
塗装工事業は、塗装をしてからが本当のお付き合いの始まりですので、これからも、何か気になったことが出てきましたらなんなりとご連絡くださいね。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。」
代表親方 本森
塗替えをお考えの方は、ぜひ塗装職人専門店のたつみ塗装工業をお尋ねくださいね。
築30年。
数年前から外壁塗装を考えていました。ポストに入っていたチラシを見て、お電話しました。
補修個所やアドバイスが的確で、信頼できると思いました。
何より、代表親方の本森社長の人柄に安心できたのでお願いすることにしました。