2022年06月22日
外壁塗装では色選びが重要になってきますが、重要であるが故、なかなか決められずにいるという方も多いのではないでしょうか。
どんなことに注意しながら色を絞っていけば良いのかイメージが湧いていない方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、色選びのポイントと、よくある失敗についてご紹介します。
□色選びのポイント
外壁塗装は一度行うと、数年間はそのデザインで過ごすことになります。
だからこそ、なんとしても成功させて、自分のお気に入りの外観を手に入れたいですよね。
ここでは失敗しないための、色選びのポイントをご紹介します。
まずは、周囲の住宅と自分の家の写真を撮影し、周りに調和するような配色にするのか、それとも少し目立たせるのかという大きな方向性を決めます。
それをご自身だけでなく、家族とも話し合い、互いにどんな色にしたいのかイメージを言語化しましょう。
なかなかイメージがまとまらない場合は、人気色や流行色、塗装会社のおすすめの配色などを参考にするのも一つの手です。
イメージに合うような色味が選べたら、最低でもA4サイズ以上の紙で確認しましょう。
この際、室内の蛍光灯の下で見るのではなく、実際に外に出て自然光の下、朝、昼、夜それぞれの時間帯にどのように見えるのか、ということを確認しましょう。
色がかなり絞れてきたところで、最終的なカラーシミュレーションや試し塗りを行い、色を決定しましょう。
□色選びでよく起こる失敗
*思っていた色と違う
最も多い失敗は、イメージしていた色と実際の色が違ったというものです。
前章で述べたような方法で、念入りに自然光の下で色味を確認しておくことが大切です。
*汚れが目立つ色だった
人気色の中には、汚れやすい色もあります。
そうなると、せっかくおしゃれに仕上がっても、綺麗な状態が長持ちしないという状況になってしまいます。
おしゃれと汚れ耐性のバランスが取れた色選びができると良いですね。
*玄関ドアや屋根の色と合わない
外壁だけで見ると、すごくおしゃれだが、家全体を俯瞰してみるとドアや屋根の色と合っていないという失敗もよく起こります。
自分の家の外壁だけでなく、ドアの色、屋根、さらには周りの家の色味まで考慮できると、全体で見てもおしゃれな家になるでしょう。
□まとめ
今回は、色選びのポイントとよくある失敗をご紹介しました。
最もよく起こる、思っていた色と違ったという失敗を避けるためにも、色選びは慎重に行い、パソコンやスマホの画面だけでなく、紙、あるいは実際の塗料の試し塗りなどを自然光の下で確認するようにしましょう。