広島市で屋根塗装を行う方へ!縁切りについて解説します!

2022年01月05日

 屋根塗装する際に必要な縁切りという作業をご存知ですか。
屋根塗装する前に縁切りの効果や問題点などを理解しておくことで、屋根塗装の知識が広がり、より安心して施工を任せられるでしょう。
そこで今回は、縁切りについて説明していきます。

□縁切りについて解説します!

縁切りとは、薄型化粧スレート屋根(スレート瓦)の屋根の塗り替えに必要な作業です。
カッターやタスペーサーという部材を使い、屋根と屋根の間に隙間を作る作業だと思っていただけると良いでしょう。
屋根と屋根の間に隙間を作ると、雨漏りになってしまうのではないかという不安を感じる方もいらっしゃると思います。
実は、逆にこの屋根と屋根の間に隙間がなければ、雨水の排水先がなくなるので危険です。

縁切りをする最も大事な理由は、雨漏りを防ぐためです。
雨水は、大雨などの想定外の雨が降った時には、構造上屋根材に入り込みます。
そのためどのように排水するのかが重要です。

縁切りが必要な薄型化粧スレートの屋根材には、表面に溝があります。
この溝は本来、屋根材の下に雨水が侵入した際に排水を促す溝です。

しかし、屋根を塗装することにより、その溝を塞いでしまうことがあります。
その結果、雨水がうまく排水できないので屋根下地の腐食、雨漏りに繋がります。

また、家の中と外での気温差から結露ができやすくなるでしょう。
暖かい空気は上昇する性質があります。
そして、その暖かい空気は天井を通して屋根裏まで上昇します。
屋根の外側は、日中は暖かい空気に触れ、日中以外は寒さにさらされています。

一方で、屋根の内側は暖かく、外側は冷えるでしょう。
これにより、屋根にも結露ができることが分かると思います。
縁切りで屋根に隙間を作らなければ、屋根裏の内部で結露した水分が溜まってしまい、中の断熱材や木材を腐らしてしまう原因になります。

□縁切りが不要な屋根とは

1つ目は、5、6寸勾配以上の傾斜の屋根です。
水はけが良く塗料が溜まらないため、雨漏りを防げます。

2つ目は経年劣化によって反っている屋根です。
屋根の先端部分に3~5ミリほどの隙間が空くので、塗料が溜まりません。

□まとめ

今回は、屋根塗装の縁切りについて説明しました。
縁切りについて知ったことで、より安心して屋根塗装を検討できると思います。
ぜひ、今回の情報を参考に、素敵な屋根を手に入れてくださいね。
広島市にお住まいの方で、屋根塗装をご検討の方は当社にお気軽にご相談ください。

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