2020年06月08日
「外壁塗装を検討しているけど工事中の生活はどうすれば良いのかわからない。」
「外壁塗装工事中は何に気をつければ良いのか教えてほしい。」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
外壁塗装を検討する上で工事中に関することは気になりますよね。
そこで今回は、東広島市の方に向けて、「外壁塗装工事中の生活」についてご紹介します。
□外壁塗装の工事中と普段の環境の違いとは
外壁塗装工事は約2週間にわたって行われます。
また、塗装職人が家の周辺でさまざまな作業を行います。
したがって生活環境が普段とは少し変わってしまうかもしれません。
しかし、それは事前に知っておくことで対策できることが多いです。
ここでは、生活環境の変化についてご紹介します。
*部屋に光が届きにくくなってしまう
外壁塗装中は建物を囲うように足場が組まれます。
また、足場そのものも飛散防止の点からシートで覆われてしまいます。
したがって、光が遮られて、室内が暗めになってしまうでしょう。
息苦しさを感じてしまうかもしれません。
*換気が難しくなる
外壁塗装工事中は、足場が建設され、シートで家が覆われます。
したがって光だけではなく風も届きにくくなることでしょう。
また、窓の開閉ができないことがあります。
業者への確認を怠らないようにしましょう。
*洗濯物が干せなくなることがある
ベランダの窓や床も外壁塗装中はシートで養生されています。
したがって、一時的にベランダに出入りができないでしょう。
そうなると、洗濯物を屋外に干せませんよね。
また、外壁塗装工事中は、塗料が洗濯物に飛んでしまったり、風で洗濯物が飛ばされて塗装直後の壁に付着したりするかもしれません。
したがって業者側から洗濯物を干さないよう指示されることもあります。
洗濯物を干していたことが原因で業者とのトラブルが発生する可能性があります。
塗装工事中は、できる限り屋外に洗濯物を干さないようにしましょう。
浴室乾燥機や室内用の乾燥機を準備して部屋干しの環境を整備しておくことをおすすめします。
*エアコンや給湯器が一時的に使えなくなる
塗装工事中は、室外機がシートで完全に養生されるために通気口がふさがれます。
また、室外機が置かれている壁を塗装するために、一時的に室外機が取り外されます。
したがってエアコンが一時的に使用できなくなるのです。
窓も開けられず、エアコンも使えないという事態も考えられるでしょう。
さらに、給湯器も養生中は使えません。
養生した状態で給湯器を稼働させてしまうと不完全燃焼により一酸化炭素が発生します。
一酸化炭素が室内に流れると一酸化炭素中毒になる恐れもある上に、給湯器の故障や発火が起きる可能性もあります。
□外壁塗装工事中に気をつけることとは
塗装工事中に発生する騒音には対策をした方が良いでしょう。
事前に工事のことを知らされていなかった近所の住民がいればトラブルに発展する可能性もあります。
騒音が発生する時間帯は、必ず近隣への挨拶回りをしておきましょう。
また、塗料の臭いにも気をつけましょう。
約1週間前後は、建物付近や室内で塗料の臭いがします。
強力な密着力を必要とする溶剤系塗料は、強い刺激臭を発します。
しかし、近年では、臭いが少なく人体への影響も少ない水性塗料が使用されることが多いです。
しかし、水性塗料も無臭ではありません。
水性塗料の臭いでも耐えられないという方があなたの周りにいらっしゃる可能性はあります。
あらかじめ実際に使用する塗料の臭いを、業者に依頼して体験させてもらうことをおすすめします。
さらに、空き巣の侵入にも気をつける必要があるでしょう。
外壁塗装工事中は視界が悪くなり周囲の状況を確認しづらくなります。
したがって空き巣が侵入しやすい状態になってしまいます。
いつも以上に戸締りを厳重に行う必要があるでしょう。
塗装工事中は、建物周辺で作業をしている職人がいるし、周囲から目立つだろうから安全だと思っていませんか。
確かに、明るい昼間に空き巣がよりつくことはないでしょう。
職人が作業を終えて帰った後や深夜は、外の状況が把握しにくいです。
空き巣は、足場を目隠しに使って窓から屋内へ侵入することがあるかもしれません。
工事業者を偽って足場を上り、ベランダや2階の窓といった比較的警備が手薄な場所から侵入することもありえるでしょう。
業者によっては、防犯センサーを設置したり、足場の出入り口をふさいだりすることで防犯対策してくれるところもあります。
一方で特に対策することなく放置する業者もいます。
契約前にきちんと防犯対策について確認しておきましょう。
□まとめ
今回は「外壁塗装工事中の生活」と「工事中に気をつけるべきこと」についてご紹介しました。
普段の生活にどのような変化が起きるかを事前に知っておくことが何よりも大事です。
トラブルになりそうなことは未然に防ぎたいですよね。
少しでもこの記事が参考になれば幸いです。