築66年日本家屋。スキン吹き付け、弁柄塗装


施工内容 | 内訳 |
---|---|
施工場所 | 呉市阿賀町 |
築年数 | 66年 |
塗替え回数 | 1度目 |
工事種類 | 外壁塗装、弁柄塗装 |
塗面積 | 約280㎡ |
費用 | ★★★★★ |
施工時期 | 2025年1月~2025年3月 |
使用した塗料 | ・外壁 セラプライマーカラーHi(山本窯業化工) セラキャストⅹ(山本窯業化工) ・木建具 弁慶なごみ(アールジェイ株式会社) ・鉄部 マックスシールドSi(ASTEC) |
デザイン塗装 | 外壁・・XGA-603-B 木部・・NR色 鉄部・・パイオニア |
保証 | 7年保証 |
お客様のご要望 | ・外壁をきれいにしたい ・塗装を長持ちさせたい |
下地処理
下地処理は、塗装工事の基礎となる部分です。
この工程の手を抜いてしまうと、仕上がりに影響し、塗装が長持ちしません。
たつみ塗装では、下地処理に力を入れており、時間をかけて丁寧に処理していきます。
マーキング
足場が組みあがると、代表親方のチェックが入ります。
足場に上がり、何度も外壁の状態を確認します。
補修が必要な個所は、抜けが出ないようにスプレーでマーキングします。
下地補修
次に、左官職人が下地を補修します。
外壁が浮いているところは、ビスを揉みます。
ひび割れに対しては、Uカット、コーキングを行います。


この作業を行うことで、ひび割れの進行を防ぐことができます。

モルタルで埋め戻します。
これで、凹凸がなくなり、補修が完了です。
高圧洗浄
下地の処理が完了したら、高圧洗浄を行います。
汚れをしっかり落としてから塗装工事をすることで、外壁を長持ちさせることができます。


圧をかけてしっかりと汚れを落とします。
汚れがきれいに落ちて、すっきりしました。
洗浄が終わると、いよいよ塗装作業の開始です。
木部塗装
今回の事例は、建具が木でできていました。
サッシはもちろん、格子も一本一本丁寧に塗装します。
ケレン
まずは、付帯部の汚れの除去が必要です。
サンドペーパやナイロンたわし等で、丁寧に作業します。
汚れを除去するだけではなく、小さな傷をつけて塗料の密着性を上げる効果もあります。


かなりきれいに、旧塗膜や汚れが落ちています。
塗装
弁柄を塗装します。
ガラスにはつけれないので、細心の注意を払って、ダメ込みました。


きれいに塗装完了です

二回目も頑張ります。


さび止め
鉄部は、さび止めのプライマーを塗装します。

防錆効果のある塗料を塗ることで、錆の発生や進行を抑えます。
中塗り
次に、上塗り材を塗装します。
上塗り材は2回塗装が、基本です。
1回目を中塗り、2回目を上塗りと呼んでいます。



木部の色とマッチしていて、いい感じに仕上がりました。
外壁塗装
付帯部の中塗りが、完了したら外壁の塗装をします。
外壁の塗装が完了してから、付帯部の上塗りです。
養生
外壁を塗装する準備として、養生を行います。
サッシや屋根、付帯部など、外壁の塗料がついてはいけない部分が対象です。
時間がかかる作業ですが、丁寧に行っていきます。


下塗り
養生が完了したら、塗装を開始です。
下地調整材を塗装し、外壁と上塗り材の密着性を向上させます。

吹き戻し


左官が補修してくれた下地部分は、きれいに平らになっています。
こちらの物件では、もともとリシンと呼ばれる砂状の吹付がされていました。
可能な限り、同じ模様になるように、リシンを補修部分に吹き付けていきます。

白くなっている部分が、吹付をした場所です。

今は、色が違うので目立ちますが、次工程で上塗り材を塗装すると目立たなくなります。
バインダー塗装
シーラーと吹き戻しが完了したら、バインダーの塗装です。

バインダーを塗装することで、次工程の吹付材の密着性を高めます。


スキン吹き付け
最後に、吹き付けです。
ムラなく均一になるように、丁寧に吹き付けます。

下吹き、上吹きと2回吹付を行います。

圧や吹き方を工夫して、模様を整えるのは職人技です。

養生撤去
養生を撤去し、外壁の塗装が完了します。
施工前より、見違えるほどきれいになりました。

付帯部との色合いが、ばっちり合っていてきれいです。
付帯部塗装
中塗りで止めておいた、付帯部の塗装を行います。
上塗り
壁に付かないように、慎重に塗装します。

清掃・タッチアップ
最後に、細かいところを手直しします。
たつみ塗装では、細部までとことんこだわります。
最後に、代表親方自ら確認を行い塗装工事完了です。

「O様。ご信頼くださり、誠にありがとうございました。
仕上がりに、満足頂いたようで何よりです。私たちは行動指針に“誠意の心をもって仕事に専念する”と掲げております。その思いが十分に伝わったようで、安心いたしました。より一層、精進してまいりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
塗装工事業は、塗装をしてからが本当のお付き合いの始まりですので、これからも、何か気になったことが出てきましたらなんなりとご連絡くださいね。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。」
代表親方 本森
塗替えをお考えの方は、ぜひ塗装職人専門店のたつみ塗装工業をお尋ねくださいね。
息子が社長の人間性をよく知っており、信頼できると聞いていました。
必ずいい仕事をしてくれると信じて、塗装を頼むことにしました。