2020年06月05日
外壁塗装で失敗しないためには、必要な知識を身につける必要があります。
「外壁塗装のサイディングってどんなもの?」
「外壁塗装のサイディングについて知りたい!」
このように思われる方がいらっしゃいます。
そこで今回は、外壁塗装のサイディングについて、東広島市の外壁塗装のプロが説明します。
□外壁塗装のサイディングで知っておきたい7つの知識
外壁塗装のサイディングについて知っておきたい知識は7つあります。
先にまとめておくと、
・塗装が必要な理由
・劣化
・時期
・サイディングの種類、塗料
・業者選び、見積もり
・道具、工法
・料金
といった7つの項目が挙げられます。
少し多いですが、どれも大事な知識なので一緒に確認しましょう。
まず、「塗装が必要な理由」についてです。
サイディング外壁は、定期的な塗装が必要であることをご存知でしょうか。
外壁は雨風や紫外線にさらされるので、亀裂やすき間が入り、劣化しやすいです。
そこから内部へもダメージが広がっていくので、塗装をしなおして修復する必要があります。
次に「劣化」と劣化を起こす「時期」について確認しましょう。
劣化の状態については主に3種類あります。
1つ目は、塗装の劣化です。
色あせ、塗装の亀裂、塗装の剥がれ、カビは簡単に目で見て気づけるので確認しましょう。
これに加えて、塗装の膨れと塗装が粉状になる現象があります。
これらは実際に触って確認しましょう。
これらを確認する目安となる時期は、カビ以外は約5〜9年、カビは約3〜5年です。
実際に確認してみて状態がひどければ、塗装を検討しましょう。
2つ目は、外壁自体の劣化です。
外壁の亀裂、外壁の反りが挙げられます。
亀裂が塗装のものなのか、外壁自体のものなのかは判断が難しいので、業者に見てもらいましょう。
3つ目は、サイディングの間のすき間(シーリング)の劣化です。
サイディング外壁には、サイディングの間にすき間ができます。
このすき間(目地)を埋めるためにシーリングと呼ばれるゴム材を注入しますが、シーリングでは、亀裂や肉やせ、剥がれといった劣化が起こります。
これらは早めに補修することが大事になるので、気をつけましょう。
シーリングの劣化に関しては、およそ5〜7年で発生することが多いです。
次は「サイディングの種類、塗料」と「業者選び、見積もり」について確認しましょう。
サイディング外壁には、窯業系サイディング、金属系サイディング、木質系サイディング、樹脂系サイディングの4種類があります。
どれも定期的な塗装を必要としますが、耐用年数が最短の窯業系でおよそ7〜8年、最長の樹脂系でおよそ10〜20年と幅があります。
また、立地の影響も強く受けます。
判断が難しい場合もあるので、定期的に業者に確認してもらうと良いかもしれません。
塗料については、大まかに5種類あります。
アクリル系塗料、ウレタン系塗料、シリコン系塗料、フッ素系塗料、特殊系塗料です。
塗料にも効果が持続する期間があり、最短のアクリル系で4〜7年ほど、最長のフッ素系・特殊系で15〜20年ほどになります。
このように、サイディングや塗料には種類があり、それぞれ特徴が異なるのです。
一般的に持続期間が長いほど、料金は高くなります。
個人の都合に合わせて、選択するのが良いかもしれませんね。
また、業者の塗装の技術によって、持続期間が長くも短くもなるので業者選びが大事です。
そこで次に、「業者選び」について説明します。
サイディング外壁の塗装工事は資格がなくてもできるため、悪徳業者が一定数います。
確実な業者選びをして、悪徳業者を回避しましょう。
業者選びのカギは「見積書」です。
外壁塗装を行うときには、実際に業者に現状を確認してもらい、見積もりを行ってもらいます。
この際に見積書を作成してもらうのですが、この見積書が大事です。
見積書がいかに丁寧に作成されているかで、信用できる業者かどうかを判断できます。
見積書、プランが複数用意されていることも良い業者の判断基準になるので、ぜひ参考にしてみてください。
もし見積書の内容に曖昧な部分、不安な部分があれば、業者に尋ねてみましょう。
次は「道具、工法」について確認しましょう。
道具で用いられるものは、主にハケ、ローラー、スプレーガンです。
道具にもそれぞれの特徴があり、使う場所が選ばれます。
次に工法について簡単に説明します。
基本的に塗料は3回塗りを行うのですが、それぞれ下塗り、中塗り、上塗りと呼ばれます。
この中で下塗りが特に重要です。
塗り方には、ハケやローラーを用いる手塗り工法と、スプレーガンを用いる吹き付け工法が存在します。
最後に「料金」について説明します。
外壁塗装は状況や用いる塗料によって費用は異なるので、あくまで目安としてください。
目安としては、100平米あたりおよそ50〜90万となります。
決して安くないですよね。
そのため、失敗しないためにも確実な業者選びが大事です。
□サイディングの注意点について
ここからは、サイディング外壁特有の注意点を4つ説明します。
1つ目は、今のサイディングが直張り工法の場合は、塗替えではなく張替えを推奨していることです。
2つ目は、弾性系の塗料は良くないということです。
弾性系の塗料を用いると、膨れや剥がれの原因になります。
塗装を長持ちさせるためにも、弾性系の塗料は避けるようにしましょう。
3つ目に、シーリングの補修は早めにすることです。
シーリングの亀裂や劣化を放置していると、雨漏りの原因にもなるので、早めに補修しましょう。
4つ目は、劣化が進むとクリヤー塗料が使えないことです。
クリヤー塗料は透明なので、サイディングの模様を維持したい方に人気です。
しかし、劣化が進んでいる場合、クリヤー塗料は使えません。
もし使いたいとお考えの方は、早めの塗装を検討することをおすすめします。
□まとめ
今回は、サイディングの外壁塗装の知識および注意点について説明しました。
サイディングには、より良い塗装業者を選ぶことが重要になります。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
東広島市で外壁塗装をお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。