東広島市の外壁塗装業者が教えます!外壁の経年劣化の症状とは?

2020年08月05日

 

「外壁が劣化するとどのような症状になるのだろう。」
このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
劣化を放置しておくと、様々な危険が生じるかもしれません。
そのため、この記事では外壁が劣化した際の症状や解決方法などについて解説していきます。

□外壁が劣化する症状は3種類ある

*外壁は大気中の汚れを付着させるって本当?

実は私たちが暮らしている住宅の外壁には、空気に含まれている土やほこりが溜まっていっています。
土やほこりは風によって巻き上げられ、知らないうちに壁のデコボコした部分に付着してしまうのです。
また、排気ガスも付着してしまう可能性があるので、大通りに面している場合は特に注意深く外壁の状態を確認しましょう。
ただ、これらの汚れは調節的に外壁を傷つけるわけではありません。
雨が降ると、その汚れの部分を雨水が進んでいくので、変な跡が残ってしまうかもしれないため、とても残念な見た目になってしまう可能性があることには注意しましょう。
これらの汚れは雨では落としきれないので、定期的なメンテナンスをする必要があります。

他にも、カビや苔などが発生することで見た目が悪くなるだけでなく、外壁が汚れてしまうこともあります。
日光が当たりづらい場所にはカビが、日光がよく当たる場所には苔が生えやすいです。
そのため、家の裏側にはカビが生えていたり、玄関前やベランダなどの場所では苔が生えていたりします。
様々な色に変色してしまうことがあるため、見栄えが悪くならないためにも、これらのケアはきちんとしましょう。

これらの汚れを長い間放ったらかしにしていると、外壁にこびりついてしまうので、簡単には汚れを落とせなくなってしまいます。
そうならないためにも、これらの汚れを定期的に落としてあげるようにしましょう。

*塗装が劣化しているケース

みなさんはチョーキング現象という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
塗装してから数年以上経ち、劣化し始めてから外壁を触ると、手に白い粉が付いてしまうのですが、この現象のことをチョーキング現象と呼びます。
なぜ塗料を塗ったところから白い粉がふきだしているかというと、紫外線や雨風にさらされることによって塗膜が分解されるためです。
外壁の色をつけているもののことを顔料と呼ぶのですが、その顔料を塗膜が守っています。
塗膜が分解されると顔料が表に出てきてしまい、それが劣化してしまいかねません。

劣化した顔料は白い粉のような状態になってしまうので、チョーキング現象が起きていると、外壁が劣化しているとわかります。
この状態のまま放置していると外壁がひび割れてしまうかもしれないので注意しましょう。
建物にも被害が出てしまうかもしれないので、チョーキング現象を見かけたら早急に修繕する必要があります。

*ひび割れは建物がダメージを受けているという証拠

みなさんの外壁にはひび割れはありませんか。
ひび割れがあるということは外壁がダメージを受けているということなので、見つけた際にはなるべく早く修繕しましょう。
実はそんなひび割れは複数の種類に分かれているので、それぞれの特徴を把握して、自分の外壁のひび割れはどのようなものなのかを確認しましょう。

1つ目は糸のような細いタイプです。
細いタイプのひび割れは、あまり重大なダメージというわけではなく、比較的簡単に修繕できると言えるでしょう。
基本的に、塗膜にダメージがたまり、塗膜がひび割れているものなので、あまり心配要りません。
慣れた方であれば、自分でも修繕できると言われています。
しかし、DIYに慣れていない方が修繕のようなことをしてみると、失敗してしまう可能性があるので、気をつけましょう。
自信がない場合は業者に依頼する方が確実で安心できますよ。

2つ目は構造クラックと呼ばれるタイプのものです。
こちらのひび割れはとても被害が大きく、塗膜だけでなく構造体もダメージを受けているため、かなり問題があると言えます。
この裂け目から水が侵入してきてしまい、構造体がダメージを受け、建物自体が劣化してしまう恐れがあるので、早急に修繕しましょう。

3つ目は開口クラックです。
構造クラックと似たようなもので、窓や扉などの開口部に発生するひび割れです。
地震や台風などによって軋(きし)んだ住宅が元に戻る際に力がかかり、ひびが入ってしまいます。
窓のすぐ下あたりにこのひび割れができてしまうと、雨水がとても入りやすくなってしまうので、注意しましょう。
小さなひびでも、放置しているとじわじわと住宅全体を弱らせていってしまうので気をつけてください。

これらのひび割れが起きてしまう原因は紫外線や風、地震などの揺れが考えられます。
1つ目の細いひび割れは塗膜にのみ起こっていることが多く、紫外線がたくさん当たることで塗膜が劣化してこのような症状が発生してしまいます。

□どのような解決方法があるの?

細いひび割れの場合はセメントを塗ると良いでしょう。
ただ、届かないところにひび割れが生じている場合は、脚立に乗って塗ることは避け、足場を組み立てるか専門の業者に依頼しましょう。
塗る際には高圧洗浄や下地処理などを行う必要があるので、もしそれらの作業が難しそうなのであれば、業者に頼むことをおすすめします。
自分でする場合には、きちんと乾かし、次のひび割れが発生しないようにしましょう。

□まとめ

外壁が劣化する際の症状について知っていただけたと思います。
この記事を参考に、ぜひ定期的なメンテナンスを行って外壁を守ってみてくださいね。
もし何かわからないことがありましたら、お気軽に当社にご連絡ください。

無料お見積は今すぐお電話を。