2020年05月08日
「外壁塗装をリフォームでしたい!」
「外壁塗装のリフォームについて知りたい!」
このように考える方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、外壁塗装の役割と、リフォームをする際の注意点について説明します。
専門用語も出てきますが、東広島市で外壁塗装を行っている当社が簡潔に説明するので、ご安心ください。
□外壁塗装の役割
先に結論を述べると、外壁塗装の主な役割は、外壁をコーティングして建物の状態を維持することです。
外壁が綺麗だと建物が新しく見えるので、建物を綺麗に見せる役割も担っていますが、本来の役割は建物をより良い状態で維持することです。
なぜ維持できるのかを一緒に確認していきましょう。
建物の外壁は周囲の環境の影響を強く受けるので、劣化しやすいです。
主な影響は雨風や紫外線によるものですが、水辺の近くや日陰に立地していることも劣化の原因です。
自分の建物の立地について、一度まとめてみるのも良いかもしれませんね。
外壁自体が雨風や紫外線の影響を直接受けると、すぐに内部まで劣化し、建物の構造にまで影響を与えます。
しかし、塗装をしっかりしてコーティングをしていれば、建物へのダメージが少なくなります。
人間の場合だと、服を着ていなければ日焼けしてダメージを受けてしまうとイメージすると分かりやすいかもしれません。
ところで、外壁にはモルタル外壁とサイディング外壁の2種類があります。
外壁塗装でよく使われる用語なので、理解しておくと役に立つでしょう。
*モルタル外壁とは
モルタルとは、砂とセメントと水を混ぜたものです。
主な劣化は、ひび割れです。
特に、大きなひび割れは下地の痛みを早めるので、弾性のある充填剤や塗料を塗りこんで補修します。
*サイディング外壁とは
サイディングとは、ボード状の外壁材のことです。
サイディング外壁だから塗り替えは不要だと考える方が多いですが、実際には定期的なメンテナンスが必要です。
また、サイディング自体の交換も必要です。
サイディング独自の劣化として、サイディングの継ぎ目を埋めているシーリングの劣化があります。
雨漏りの原因にもなるので、早めに補修するようにしましょう。
□外壁塗装の耐用年数
「塗装の効果がどれくらい続くのか知りたい」
このように思われる方も多くいらっしゃるので、耐用年数をまとめました。
環境により状況は大きく変わりますが、目安にしてみてください。
外壁の種類別に見ていきましょう。
モルタル外壁の場合は、耐用年数は10年前後となり、そのタイミングで塗り替えを行うのが一般的です。
モルタル自体に問題がなければ、10年ごとに塗装を繰り返すことで、長期間にわたって性能を維持できます。
サイディング外壁の場合は、塗り替えのタイミングは10年前後で、サイディング自体の交換は約25~30年が目安です。
次に、塗料別の耐用年数をまとめました。
まず「アクリル系塗料」ですが、耐用年数は約4〜7年です。
他の塗料に比べて、耐久性能はあまり高くありません。
しかし安価なので、頻繁に外壁の色を変えたい方におすすめと言えます。
次に「ウレタン系塗料」です。
こちらの耐用年数は約8〜10年となり、品質と価格のバランスが取れているので、よく利用されます。
次に、「シリコン系塗料」の耐用年数は約12〜15年です。
アクリル、ウレタンに比べると高価になりますが、耐用年数が長くなるので、コストパフォーマンスに優れた塗料と言えるでしょう。
最後は「フッ素系塗料」です。
こちらの耐用年数は約15〜20年で、とても長持ちします。
高価ですが、品質は最高級なので、とにかく高品質なものを長く使いたいという方におすすめです。
いろいろとまとめてきましたが、いずれにしても、定期的に状況を確認すると良いでしょう。
□外壁塗装のリフォームをする際に注意すること
外壁塗装のリフォームをする際に知っておきたい4つの注意点について説明します。
1つ目は、塗料がたくさんあることです。
塗料メーカーは様々な商品を作っているので、全て覚えることは難しいです。
しかし、上で述べたように種類別にまとめると簡単になるので、ぜひ特徴を理解してみてください。
2つ目は、塗装方法がたくさんあることです。
塗装をする際には、主にハケとローラーとスプレーガンを使います。
それぞれの塗り方にも特色があるので確認しましょう。
ハケで塗る場合、色ムラが少なく綺麗に仕上がります。
ただ、細かく丁寧に塗る必要があるため、時間がかかります。
ローラーはハケに比べて時間が短いですが、色ムラや塗り残しができる場合があります。
スプレーガンは、塗料を吹きかけていくため、時間はかかりません。
しかし、塗料が周辺に飛び散ってしまうことに注意しましょう。
これらの特徴を理解しておくと、塗装の際の問題も減るかもしれませんね。
3つ目は、悪徳業者が多いことです。
外壁塗装には特別な資格が必要ないので、悪徳業者が多く存在します。
自分自身が正しい知識を身につけておくことで、悪徳業者を回避できるようにしましょう。
4つ目は、外壁塗装を行う時期に注意することです。
外壁塗装において、雨天は天敵と言えます。
外壁塗装には、塗料を塗って乾燥させる工程が3回ありますが、雨天が続くと塗る際のムラができてしまい、乾燥にも時間がかります。
そのため、雨の少ない春や秋に作業を行うのがベストだと言えます。
ただ、この時期は業者が忙しくなる時期なので、早めに予約することをおすすめします。
□まとめ
今回は、外壁塗装の役割や耐用年数と、リフォームをする際の注意点について説明しました。
それぞれの特徴を比較しながら理解することが大事です。
当社は東広島市で確かな信頼と実績を誇っています。
外壁塗装をお考えの方は、ぜひ一度当社にご相談ください。