2022年02月01日
屋根の塗装が剥がれてきたため、DIYしようか迷っているという方も多いですよね。
そこで今回は、屋根塗装をする上で覚えておくべき工程と費用相場について紹介します。
広島市の外壁塗装専門家が解説しますので、ご興味がある方はぜひご覧ください。
□DIYで屋根塗装する手順を紹介
まずは、塗料や塗装道具を揃えましょう。
多くの道具や塗料はホームセンターで手に入ります。
必要な道具は、洗浄用のホースまたは高圧洗浄機、ハケ、ローラー道具一式、軍手や汚れても良い服、ヘルメット、安全ベルト、マスカー、下塗り塗料、中塗りと上塗り塗料などです。
道具が揃ったら、仮設足場を設置しましょう。
屋根で作業を行うためには、足場の設置が必要です。
屋根にあがる方法がある場合は、足場なしで工事が可能です。
しかし、屋根の端などは足場がなければ作業しづらいので、基本的には足場を設置することをおすすめします。
足場の設置が完了したら、足場と周辺の養生を行いましょう。
足場にメッシュシートをつけて飛散を防ぎます。
塗装を行わない部分がある場合はマスカーで保護しましょう。
養生ができたら、いよいよ作業です。
まずは、下地処理を行いましょう。
錆びていたり塗装がはがれていたりする場合はかわすきではがします。
この汚れを落とさずに塗装してしまうとすぐに塗装がはがれてしまいます。
下地処理が終われば、下塗りです。
金属の屋根場合は錆びを落とした後に、錆止めを塗ります。
金属屋根以外の場合は、中塗りの付着性を高めるために下塗りをします。
下塗りは下地と中塗りを接着させる役割があるため、行うかどうかで塗料の耐久性が大きく変わります。
下塗りが終われば、中塗り、上塗りを行いましょう。
下塗りの次に塗るのが中塗り、その後に塗るのが上塗りです。
中塗りと上塗りは同じ塗料です。
2回塗る理由は、塗装に厚みを出すためです。
そして、最後に縁切り作業をしましょう。
これは、雨漏りを防止するために、水を貯めないための隙間を作る作業です。
塗装後は、屋根の隙間が塗りつぶされていることが多いため、塗りつぶしてしまった部分はカッターやかわすきなどで縁切りを行いましょう。
以上の作業が完了し、塗り残しがないことを確認したら、足場を解体して作業は終了です。
□屋根塗装の費用相場を紹介
続いて、屋根塗装の費用相場をご紹介します。
面積100平方メートル程度の場合は、専門店では35~120万円、DIYは7~8万円です。
専門業者とDIYの費用差がある理由は、作業費、専門店への利益、固定経費があるためです。
安さだけで見るとDIYの方が良いと考える方が多いかと思いますが、専門業者とDIYでは塗装の耐久年数も異なります。
耐久年数は、専門店の場合は7~10年、DIYの場合は2~3年程度です。
また、DIYは費用が安く済みますが、専門の方と比べると不慣れなところが多い上、頻繁に塗装を行う必要があります。
□まとめ
この記事では、屋根塗装のDIYを検討している方に向けて手順をご紹介しました。
コストが低いなど、DIYのメリットはありますが、デメリットをよく理解して選ぶことをおすすめします
広島市で屋根塗装を検討している方は、ぜひ当社にご相談ください。