2022年01月08日
最近は、新築住宅にサイディングボードがよく使われています。
そこで、今回はその基礎知識と塗料を選ぶ際の注意点をご紹介します。
広島市の専門家が塗料のおすすめも解説しますので、ぜひ参考にしてください。
□サイディングボードを4種類ご紹介
サイディングボードは素材別に4種類に分けられます。
素材別に1つずつ見ていきましょう。
1つ目が、金属系サイディングです。
特徴は、ガルバリウムやアルミ、ステンレスに塗装した表面材に、断熱材を裏打ちした構造となっています。
耐久性や耐凍害性が高いため手入れしやすいです。
2つ目が、窯業系サイディングです。
特徴は、セメント質80%と繊維質20%を混ぜて板状に作られています。
自然な風合いが魅力でデザイン性が高いです。
3つ目が、木質系サイディングです。
特徴は、天然の木に専用塗料を塗った外壁素材で風合いが良いです。
水に弱いためこまめなメンテナンスが必要です。
4つ目が、樹脂系サイディングです。
特徴は、塩化ビニール製で劣化や変色に強いです。
軽くて施工しやすいですが、取り扱いしているお店が少ないため、あまり普及していません。
□塗料選びの5つの注意点
1つ目が、適応下地にサイディングがあるか確認することです。
口頭だけの説明を聞くだけではなく、実際にカタログを見てその中の適応下地、用途を確認する必要があります。
お店側が知識のない場合があるため確認することをおすすめします。
2つ目が、どのような仕上がりになるのか確認することです。
サイディングの塗料の中には、透明なクリヤー塗料、色付けの塗料、さらに多色柄になる塗料もあります。
現在の柄を残したいならばクリヤー塗料、一色で塗装したいなら単色の塗料、色鮮やかで新しく柄を付け足したいならば、多色仕上げの塗料を選びましょう。
3つ目が、予算に合わせた塗料グレードを選ぶことです。
塗料にはグレードがあります。
アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素、無機の順に耐久年数が長く、値段も高くなります。
選択するときは、どのくらい長持ちさせたいか、予算やこれからの生活のことを考えて選択しましょう。
4つ目が、オリジナル塗料やOEM塗装を選ばないようにすることです。
理由は、オリジナル塗料だとほかのものと比較できず、インターネットでも調べることができないからです。
一概に選んではいけないというわけではないですが、成分や耐久性の不明瞭なものはあまりおすすめできません。
5つ目が、施工実績がある塗料を選ぶことです。
施工店が使ったことがない塗料は、扱い方が分からず適切な作業ができない場合があるからです。
□まとめ
この記事では、サイディングの種類と塗料選びの5つの注意点をご紹介しました。
塗装は頻繁に行うものではないので、塗料選びなどわからないことが多くお困りの方の参考になれば幸いです。
広島市にお住まいで外壁塗装をお考えの方はぜひ一度ご相談ください。