2021年10月02日
「屋根塗装の耐用年数についてくわしく知りたい」
「屋根塗装の耐用年数が過ぎると何が起こるのか」
広島にお住まいの方で、このようにお思いの方も多いでしょう。
そんな方に向けて今回は、屋根塗装と塗料の種類ごとの耐用年数についてくわしくご紹介します。
□屋根塗装と塗料の種類ごとの耐用年数について
アクリル塗料の場合、耐用年数は5年から7年です。
比較的耐用年数が短く、汚れやすいこともあり、現在ではあまり使用されていません。
耐用年数が短い分、コストパフォーマンスが良いですが、短いスパンで何回も塗り替えをする必要があります。
シリコン塗料の場合、耐用年数は10年から13年です。
この塗料は、現在でも人気のある塗料です。
汚れの付着や色落ちが少なく、安定しており、費用もそこまで高くない塗料です。
防汚性をもったシリコン塗料等も出てきており、耐久年数も10年から13年と保ちも悪くないと言えるでしょう。
フッ素塗料の場合、耐用年数は15年から20年です。
この塗料は、耐用年数も長く、価格も高い塗料です。
価格は高い分、耐熱性、耐候性、不燃性、防汚性に優れています。
近年注目を浴びている塗料の1つです。
無機塗料の場合、耐用年数は20年以上です。
無機とは鉱物物質のことで、紫外線の分解エネルギーよりも高い結合エネルギーを持っています。
そのため、外壁や屋根を長い間美しい状態に保ちます。
キズつきにくく、汚れにくく、燃えにくいことも魅力です。
□屋根塗装の耐用年数が過ぎると起きる症状について
1つ目の症状は、色あせ、つや引けです。
これは、紫外線を浴び続けることが原因で発生する症状です。
建物の美観を損なうだけでなく、撥水性がなくなっているため屋根材に雨水が浸み込みやすいです。
2つ目は、こけや藻の発生です。
塗膜が劣化することで、防水機能が失われます。
そうすると、水分を吸収してこけや藻が目立ちます。
野地板と呼ばれる屋根の下地材が腐食する原因にもなるので、軽視できません。
3つ目は、チョーキングです。
触ると白い粉のようなものが付く状態です。
すでに塗膜の寿命がきているサインですので、すぐにメンテナンスが必要です。
□まとめ
今回は、屋根塗装と塗料の種類ごとの耐用年数について屋根塗装の耐用年数が過ぎると起きる症状についてご紹介しました。
本記事を参考に、屋根塗装の塗料について検討していただければ幸いです。
屋根塗装に関してお困りの方は、ぜひ当社にご相談ください。