2021年11月01日
「塗料には油性と水性のものがあるが、外壁塗装ではどちらを選べば良いのだろう」
広島で外壁塗装をお考えの方で、このように思っている方はいらっしゃいませんか。
この記事では、油性と水性の塗料のそれぞれの特徴について解説します。
ぜひ参考にしてください。
□水性塗料と油性塗料の違いとは?
塗料には水性塗料と油性塗料があります。
それらの一番の違いは、塗料を何で薄めて使用するかです。
水性塗料は名前の通り水で薄めて使用し、油性塗料はシンナー(有機溶剤)で薄めて使用します。
また、塗料には1液タイプと2液タイプがあり、2液タイプになると硬化剤がプラスされます。
水性塗料は、主に住宅の塗装や近年流行りのDIYなどで使用されます。
油性塗料は弱溶剤と強溶剤の2つに分けられます。
弱溶剤は、住宅の塗装、耐久性が欲しい場所、密着性の悪い素材で使用され、強溶剤は大型の建築物の塗装、車や橋梁の塗装に使用されます。
外壁塗装で使用されるのは弱溶剤になります。
□油性塗料と水性塗料のメリットとデメリットをご紹介!
水性塗料と油性塗料の違いがお分かりいただけたところで、続いてそれぞれのメリットとデメリットを解説します。
まずは、油性塗料のメリットです。
一番のメリットとしては、長持ちする傾向があることです。
頻繁にメンテナンスを行う場所ではないからこそ、長持ちするものの方が嬉しいですよね。
他にも、塗料のつやを維持しやすいことや、汚れがつかない期間が長いこと、低温でも乾燥させやすいことが挙げられます。
冬場など気温が低い時期に塗装を行う場合、少しでも乾燥時間が短ければ工期が短く済むので嬉しいですね。
一方で、デメリットもあります。
先ほども解説したように、油性塗料はシンナーで薄めるので、臭いが強いというデメリットがあります。
特に小さなお子様や臭いに敏感な方がいる場合には工事の期間が少し苦痛かもしれません。
続いて、水性塗料のメリットについてです。
水で薄める塗料なので、臭いが少なく、近所迷惑になりにくいことが挙げられます。
もちろん無害ではありませんが、油性のものと比べると臭いはかなり軽減されるでしょう。
一方で、デメリットもあります。
油性の塗料と比較すると少し寿命が短いこと、塗装できない下地が多いことが挙げられます。
さらに、雨が続く時期には使いづらいこともデメリットとして挙げられます。
以上が油性塗料と水性塗料の主なメリットとデメリットです。
□まとめ
この記事では、油性と水性の塗料のそれぞれの特徴について解説しました。
当社では、皆様のお悩みに丁寧にお答えしながら塗装工事を進めます。
お困りの方はぜひ一度ご相談ください。