屋根塗装をお考えの方必見!使用される塗料の種類について東広島市の業者が紹介

2020年04月24日

屋根塗装を検討する際には、使われている塗料について気になるかもしれません。
どのような特徴があるのかを知って、選ぶ際に役立てたいですよね。
今回は、屋根塗装で使用される塗料の種類について東広島市の業者がご紹介します。

□屋根塗装とは何かについて

屋根塗装とは、家の屋根材を塗装する作業のことです。
外観の美しさを維持するだけではなく、屋根の劣化を防ぐ目的があります。
そのまま放置しておくと、防水機能を失った部分から水か浸入してしまいます。
結果的に建物の内部が腐食し、屋内に影響が出るかもしれません。

雨漏りなどが起これば生活にも関わりますし、根本からの修理も必要です。
その際には多額の費用がかかり大変ですから、事前に対処して被害を防いでいます。

□塗料の効果と特徴について

屋根塗装には、シリコン・ラジカル・フッ素などの塗料が使われています。
それぞれの特徴についてみていきましょう。

*シリコン塗料

シリコン塗料とは、シリコン系の樹脂を使った塗料のことです。
カビや藻類に強く汚れにくい高耐候性の高いものもあり、色は650種類から選べます。
価格の目安は、2300~3000円くらいを見込んでおきましょう。
耐用年数は8~15年ほどと考えられています。

安定感があり、価格もそれほど高額ではないために、かなり人気が高いです。
ラジカル塗料が出るまでは、外壁塗装の塗料と言えばこれが挙げられていました。
メリットの一つ目は、価格と耐用年数のバランスが良いことです。
上記でご紹介しましたが、単価も塗料の中ではそれほど効果ではない割に年数は長いです。

コストパフォーマンスを重視するのであれば、選ばれるのが良いでしょう。
また、豊富な種類がある点も強みに挙げられます。
先程ご紹介した色もそうですが、艶に関してもバリエーションが豊富です。
たとえば、艶なし・3分艶・5分艶・7分艶・艶ありなどがあります。

色と艶とを組み合わせられる点で、選択肢を増やせるのは嬉しいですよね。
そして、光沢保持率が高く、汚れにくい効果も挙げられています。
撥水性が高く、定電圧製で塗膜が固いため雨水を弾き、汚れにくいのです。

*ラジカル塗料

ラジカル塗料は、高緻密無機シールド層と呼ばれる機能を備えているものを指します。
多くの塗料は、樹脂に由来した名前が付けられますが、この塗料は機能面からきているのです。
ラジカルとは、樹脂や顔料の有機物を劣化させるエネルギーによる塗膜の劣化です。

塗料を作る際に、酸化チタンと呼ばれる白色の顔料を使いますが、これに紫外線があたることでエネルギーが発生します。
このエネルギーは、塗料の樹脂に損害を与えるため、塗膜が傷み、徐々に機能を失うのです。
ラジカル塗料は、このラジカルを抑制する機能を持っています。
結果的に、汚れにくく劣化を防ぐことが期待できるでしょう。

耐用年数は12~15年ほどを目安だと推定されています。
現時点ではシリコン塗料よりも高価ですが、今後価格が下がるとより主力になる存在です。
大きな効果として挙げられるのが、チョーキング現象が起こりにくいことでしょう。
チョーキング現象とは、塗膜の一部が表面上に浮いてくることを指します。

外壁を指で触った時に粉が付いた場合には、この現象が起こっている証でしょう。
防水性が切れるだけではなく、艶を失うきっかけとも指摘されています。
この点で、発生しづらいラジカル塗料を使うことで、艶が長持ちし、汚れにくいでしょう。
また、防カビ性・防藻性に優れているのも特徴です。

風通しの良くない場所や太陽が当たらない北側でも、効果が期待できます。
そして、相性が悪い下地が少ないため、あらゆる種類の外壁に塗装できるのは嬉しい点でしょう。
現時点ではまだまだ高い印象が挙げられますが、耐用年数と比較すれば引けを取らない印象です。

*フッ素塗料

フッ素塗料は、主成分の合成樹脂にフッ素が使われているものを指す言葉です。
フッ素そのものの樹脂が存在するわけではなく、フッ素が入っていれば該当します。
効果としては、塗ったときの光沢が美しく、汚れにくさも兼ね備えています。
また、撥水性・耐候性に優れており、耐久性としても非常に高い性能を見せる塗料と言えるでしょう。

一方で、価格が比較的高めなのが難点と言えるでしょう。
価格の目安は、3800~4800円くらいで、アクリル塗料やウレタン塗料の倍くらいはします。
住宅に使うこともよくありますが、それよりも鉄骨などの建築物に相性が良い塗料です。
今後価格が下がると、より使われるようになるかもしれません。

ただ、耐用年数が15年から20年程と長持ちすることは期待できます。
何度も塗装を行うのが困難である場合には便利でしょう。
また、長い目で見たときに手間の面でも負担が少ない可能性があります。
フッ素塗料の特徴として挙げられるのが、耐用年数の長さです。

塗り替えの頻度が減る分、手間が削減できる点は嬉しいですよね。
他にも様々な効果が挙げられており、その一つが耐熱性です。
フッ素はシリコンよりも結合力が強い特徴が挙げられます。
そのため、熱への耐性に優れているでしょう。

また親水性によって、汚れが付着しても水が接着面に入り込みやすく、汚れを落とせます。
そして、家の内部構造にとって腐食の原因である水分を止めて、建材を長持ちさせるのです。

□まとめ

今回は、屋根塗装で使用される塗料の種類について東広島市の業者がご紹介しました。
屋根塗装では、シリコン・ラジカル・フッ素塗料などが使われています。
それぞれの特徴を理解して、一番良いと感じられるものを選びましょう。

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