2019年08月20日
「塗料が乾くまで、どれくらいの期間が必要となっているのか」
「塗料を塗った後、どれくらい時間が経てば重ね塗りができるのだろう」
東広島市にお住まいでこのようにお考えの方はいるのではないでしょうか。
塗料が乾きっていない状態でその塗料に触ってしまうと、内部から塗装が剝がれることがあるので、乾燥時間を知っておくことは重要です。
そこで今回は、屋根塗装の乾燥時間の目安をご紹介致します。
□乾燥時間って何
塗料を塗ってから、それが乾くまでの時間のことを言います。
塗料が乾いていくフェイズには、指触乾燥・半硬化乾燥・硬化乾燥・完全硬化の4つのフェイズがあり、それぞれで乾燥時間が異なります。
□4つの乾燥フェイズと乾燥時間の目安
これから、4つの乾燥フェイズと乾燥時間の目安について説明していきます。
*指触乾燥
このフェイズだと、塗装後に指の腹で塗膜に軽く触れた際に、指に塗料が付着しません。
このフェイズで重ねて塗ってはいけないので注意しましょう。
このフェイズになるまでの時間の目安は、1~2時間程度です。
*半硬化乾燥
塗膜を指で軽く擦っても擦り跡が付かなくなるまで乾燥しているフェイズです。
このフェイズであれば、新たに重ねて塗っても大丈夫です。
このフェイズまでの乾燥時間の目安は、数時間から1日と言われています。
*硬化乾燥
このフェイズだと、指の腹で塗膜を強く押しても、塗膜に指紋が付きません。
また、このとき、塗膜内部の乾燥反応はほとんど終わっていると考えられます。
もちろんこのフェイズまで来ると、繰り返し擦ってもすり跡は一切付きません。
このフェイズに到達するまでの乾燥時間の目安は、約1週間です。
*完全乾燥
このフェイズまで来ると、完全に塗料が乾ききっています。
塗膜内部の乾燥反応は終了し、これ以上、乾燥反応を起こすことはありません。
ここに来るまでにかかる乾燥時間の目安は、約2週間~2か月とされています。
□季節や天候による乾燥時間の変化
季節や天候によって、乾くまでの時間は変化します。
塗料は、気温が高かったり、湿度が低かったりするとその時間が短くなります。
したがって、気温が高く、湿度の低い日が多い、春や秋は乾くまでの時間が短くなる傾向にあります。
一方、冬は気温が低いため、他の季節の倍以上の時間が掛かることもあります。
□まとめ
今回は、屋根塗装の乾燥時間の目安についてご紹介しました。
完全に塗料が乾燥しきるまでは、約2週間~2か月かかるとされていおり、また、季節や天候によってその時間は変化するようですね。
当社は、東広島市にある完全自社施工の住宅塗装工事専門店です。
東広島市で外壁塗装、屋根塗装のことで何かお悩みがあれば、お気軽に当社へご連絡ください。
ここまで読んで頂き、誠にありがとうございました。