2022年08月15日
自宅の屋根を見る機会ってなかなか無いですよね。
そのため、どのくらい屋根が傷んでいるかというのは把握しにくいものです。
しかし、屋根は最も日差しを浴びたり、雨に晒されたりする部分であり傷みやすい部分です。
そんな屋根に対して行う屋根塗装の必要性について今回はご紹介していきます。
□屋根塗装の必要性
屋根は多層構造になっていますが、数年経過するとその一番表面の部分である塗膜が劣化してきます。
塗膜が劣化すると、その下に連なる層を保護できなくなるため速やかに塗膜を復活させる必要があるのです。
その作業が屋根塗装です。
屋根塗装には大きく3つの役割があります。
1つ目は、美観です。
屋根塗装によって屋根に色や艶を与え、住宅全体を美しく見せます。
2つ目は、遮熱や汚れの付着防止といった機能の追加です。
塗料によって異なる追加の機能を屋根に持たせることができます。
例えば、遮熱効果のある遮熱塗料を用いると、太陽光を反射して屋根の熱で室内が熱くなることを防いでくれます。
セルフクリーニング機能のある塗料を選べば、屋根についた汚れを雨によって流してくれるようになります。
3つ目は、雨、紫外線、サビなどから屋根を守る保護の役割です。
これが屋根塗装の最も大きな役割です。
塗膜が劣化した状態のまま放置すると、建物内に雨水が侵入したり紫外線が柱に当たったりして、建物の重要な部分がどんどん傷んでいくようになります。
そういったことを防ぐためにも屋根塗装は必要不可欠なのです。
□屋根塗装が必要なサイン
屋根塗装が必要だとわかるサインをいくつかご紹介します。
まず、色あせ・チョーキングです。
屋根の劣化を示す初期症状です。
チョーキングというのは、表面を触ると手に白い粉がつくようになっている状態のことを指します。
そろそろ屋根塗装を考え始めてもいい時期に当たります。
さらに劣化が進むと、コケやカビが生えるようになります。
塗膜に備わっていたコケやカビを防ぐ機能が失われている証拠です。
ここまで来ると早めの屋根塗装が必要です。
さらに放置すると、ひび割れやズレを起こし最終的には屋根が剥がれ落ちてしまいます。
そうなる前に早めに屋根塗装をすることをおすすめします。
□まとめ
今回は、屋根塗装の必要性と、壁の劣化を示す症状についてご紹介しました。
屋根塗装は決して安い工事ではありませんが、屋根の劣化を放置しておくと、家の根幹に関わるような柱が蝕まれていくことになり、余計に費用がかさむことになります。
劣化に気付いたら早めに屋根塗装を行いましょう。