2022年07月15日
住宅の外壁は良く目につく部分であるため劣化具合がわかりやすいですが、屋根はなかなか見ることが難しく、雨漏りでもしない限り問題があると気付くのは難しいですよね。
それでも気付かないうちに屋根の劣化は進んでいます。
今回は、屋根塗装はいつするのか、そのタイミングについてご紹介します。
□屋根塗装を行うべき劣化のサイン
屋根の劣化をいち早く見抜くためにはどんなサインを見つければ良いのでしょうか。
ここでは、屋根塗装を検討すべき段階まで来ている屋根のサインをご紹介します。
1つ目は、苔や藻、カビの発生です。
屋根材の塗膜が劣化してきて、防水性がなくなってくると雨水などの湿気で苔が発生するようになります。
この苔は屋根の耐久性を悪化させる原因となり、最終的に雨漏りする原因にもなりかねないので早めの屋根塗装が必要です。
2つ目は、瓦の反りやひび割れです。
瓦が水分を含んだまま凍ってしまったり、ゲリラ豪雨後の強い日差しや台風一過の日差しで急激に乾燥すると瓦が反り上がってきてしまいます。
その反り上がりを放置しておくとやがてひび割れ、雨水の侵入につながりますので、早期にメンテナンスが必要な状態と言えるでしょう。
こういった劣化症状は、2階から下屋根を確認したり、双眼鏡を用いてご自宅前の道路から確認するなどして早めに見つけられるようにしましょう。
□屋根塗装に適した季節とは
地域ごとに屋根塗装に適した季節があります。
*北海道や東北、北陸など雪が降る地域
雪が降っているような気温では、塗料が正常に固まってくれません。
そのため、雪が降る地域では冬に作業をすることは滅多にありません。
気温が高く、塗料が乾きやすい夏場の屋根塗装がおすすめです。
*雪が降らない地域
冬場でも10度を越すような地域では基本的にどの季節でも問題ありません。
冬は乾燥した空気のため塗料が乾きやすいですが、結露しやすいため朝に作業ができません。
また夏場の猛暑日は金属製の屋根は45度を超えるような高音になります。
こうなると塗料に気泡が発生して、仕上がりが悪くなる可能性があります。
そのため、雪が降らない地域では春や夏がおすすめです。
*梅雨や台風などの雨が多い地域
梅雨がある夏に雨天が多くなる地域や、秋に多くの台風被害に遭うような地域は、夏や秋の塗装に向きません。
そのため春の屋根塗装がおすすめです。
□まとめ
今回は屋根塗装のタイミングとなる劣化症状やおすすめの季節についてご紹介しました。
屋根の劣化症状を見つけるために、無理に屋根には登らず、当社のような塗装業者に相談して見てもらうようにしましょう。
東広島市で、屋根塗装の時期かなと思ったらぜひ当社までご相談ください。