マウンテンブルー&クールホワイトのツートンカラーに塗り替えリフォーム


施工内容 | 内訳 |
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施工場所 | 東広島市黒瀬町 |
築年数 | 30年 |
塗替え回数 | 1度目 |
工事種類 | 外壁塗装、屋根カバー工法、ベランダ解体 |
塗面積 | 約200㎡ |
費用 | ★★★★★ |
施工時期 | 2024年12月~2025年1月 |
使用した塗料 | ASTEC:超低汚染リファイン1000MF-IR*外壁 ASTEC:マックスシールド1500Si-JY*付帯部 |
デザイン塗装 | 外壁・・マウンテンブルー アクセント(玄関、天井)・・クールホワイト 付帯・・クールホワイト |
保証 | 10年保証 |
お客様のご要望 | ・外壁をきれいにしたい ・塗装を長持ちさせたい |
下地処理
下地処理は、塗装工事の基礎となる部分です。
この工程の手を抜いてしまうと、仕上がりに影響し、塗装が長持ちしません。
たつみ塗装では、下地処理に力を入れており、時間をかけて丁寧に処理していきます。
マーキング
足場が組みあがると、代表親方のチェックが入ります。
足場に上がり、何度も外壁の状態を確認します。
補修が必要な個所は、抜けが出ないようにスプレーでマーキングします。

下地補修
次に、左官職人が下地を補修します。
外壁が浮いているところは、ビスを揉みます。
ひび割れに対しては、Uカット、コーキングを行います。


この作業を行うことで、ひび割れの進行を防ぐことができます。

モルタルで埋め戻します。
これで、凹凸がなくなり、補修が完了です。
目地コーキング
続いて、目地コーキングの作業です。
モルタル外壁では、必ず目地が設計されています。
これは「ひび割れ誘発目地」とも呼ばれ、あえて、ひび割れを誘発させることで、重要な個所を保護することが目的です。
なので、必ずひびが入ることを前提に処理が必要になります。

コーキングを打つことで、水が内部に侵入することを予防します。

高圧洗浄
下地の処理が完了したら、高圧洗浄を行います。
汚れをしっかり落としてから塗装工事をすることで、外壁を長持ちさせることができます。


圧をかけてしっかりと汚れを落とします。

汚れがきれいに落ちて、すっきりしました。
洗浄が終わると、いよいよ塗装作業の開始です。
屋根カバー工法
スレート屋根は、塗装の対象です。
しかし、傷みが強い場合にはカバー工法を進めています。
カバー工法とは、簡単に言うと屋根の上に、屋根をつける方法です。
上屋根は、外壁塗装に先立ち施工。
下屋根は、外壁塗装の2階部分が完了したのち、足場を部分解体して施工します。
まずは、屋根材を抑えている板金を撤去します。


屋根材のみになったら、ルーフィング(防水紙)を貼り付けます。

雨水が流れこまないように、下から上に向かって貼っていくのがポイントです。


屋根材を貼り付け、板金で雨水が屋根材の下に入り込まないようにします。

最後に、板金の突きつけ部分にコーキングを打ちます。
これで、雨漏りをすることはありません。
付帯部塗装
付帯部とは、雨樋やひさしと言った外壁以外の部分です
ケレン
まずは、付帯部の汚れの除去が必要です。
サンドペーパやナイロンたわし等で、丁寧に作業します。
汚れを除去するだけではなく、小さな傷をつけて塗料の密着性を上げる効果もあります。


かなりきれいに、旧塗膜や汚れが落ちています。
下塗り
鉄部には、下塗り材としてさび止めプライマーを使用します。
サビの予防と上塗り材の密着性向上が、目的です。


中塗り
次に、上塗り材を塗装します。
上塗り材は2回塗装が、基本です。
1回目を中塗り、2回目を上塗りと呼んでいます。


外壁塗装
付帯部の中塗りが、完了したら外壁の塗装をします。
外壁の塗装が完了してから、付帯部の上塗りです。
養生
外壁を塗装する準備として、養生を行います。
サッシや屋根、付帯部など、外壁の塗料がついてはいけない部分が対象です。
時間がかかる作業ですが、丁寧に行っていきます。
下塗り
養生が完了したら、塗装を開始です。
下地調整材を塗装し、外壁と上塗り材の密着性を向上させます。

吹き戻し

左官が補修してくれた下地部分は、きれいに平らになっています。
こちらの物件では、もともとリシンと呼ばれる砂状の吹付がされていました。
可能な限り、同じ模様になるように、リシンを補修部分に吹き付けていきます。

白くなっている部分が、吹付をした場所です。
今は、色が違うので目立ちますが、次工程で上塗り材を塗装すると目立たなくなります。
中塗り
いよいよ外壁が、お客様のご希望の色に変身です。
塗り残しの無い様に、きっちり、丁寧に作業します。


上塗り
最後に、仕上げ塗りです。
ムラなく均一になるように、丁寧に塗装してきます。

養生撤去
養生を撤去し、外壁の塗装が完了します。
施工前より、見違えるほどきれいになりました。
付帯部塗装
中塗りで止めておいた、付帯部の塗装を行います。
上塗り
壁に付かないように、慎重に塗装します。
万が一付いてしまっても、直すことができるので大丈夫です。

清掃・タッチアップ
最後に、細かいところを手直しします。
たつみ塗装では、細部までとことんこだわります。
最後に、代表親方自ら確認を行い塗装工事完了です。
バルコニー解体
着工段階では、バルコニーの床は塗装する予定でした。
ですが、足場を組んでよく確認してみるとバルコニーの木組が腐っていることが判明しました。
安全性を考慮し、施主さまとの相談で解体の方向になりました。


解体業者に依頼し、バルコニーを解体。

大工と左官に依頼し、下地を作ってもらいました。




ここまで来れば、あとは、たつみの職人にお任せ!
まずは、目地コーキング

続いて吹き戻し

シーラーを塗装し、上塗り材を二回塗装しました。


バルコニーがあったことは、さっぱりわからなくなりました。


「O様。今回は、当店ではじめての塗装工事でしたが、ご信頼くださり、誠にありがとうございました。
仕上がりに、満足頂いたようで何よりです。外壁塗装は大きな決断であり、不安になるのも分かります。私たちは、お客様の不安な気持ちに寄り添いながら、塗り替えを進められるように日々精進してまいります。
塗装工事業は、塗装をしてからが本当のお付き合いの始まりですので、これからも、何か気になったことが出てきましたらなんなりとご連絡くださいね。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。」
代表親方 本森
塗替えをお考えの方は、ぜひ塗装職人専門店のたつみ塗装工業をお尋ねくださいね。
友人に勧められて、見積もりを依頼しました。
たつみ社長の丁寧な説明と人柄のおかげか、塗装に興味のなかった主人が「ここでするならOKじゃ!」と即決でした。