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専門家コラム

広島にお住まいで外壁塗装をご検討中の方へ!アスベストについてご紹介します!

2020年11月28日

外壁塗装をご検討中の方で、アスベストについて知っている方はいらっしゃいますか。
危険のモノということはわかるけれど、具体的なことはわからないという方も多いと思います。
そこで今回は、アスベストの危険性についての説明と、外壁塗装で問題になるケースについてご紹介します。

□アスベストとは?

みなさんはアスベストとは何かご存じでしょうか。
アスベストとは石綿(せきめん、いしわた)とも呼ばれ、繊維状の天然の鉱物のことを意味しています。
この鉱物は非常に優れた特徴を持っており、危険性が確認されるまでは「奇跡の鉱物」「夢の材料」と呼ばれることもありました。
また、この鉱物は、耐熱性や耐火性に優れており丈夫で値段も安いという理由から、様々な建築材料やブレーキ、防火服など約3千種類もの用途で使用されていました。

しかし、アスベストは人体に対して非常に危険なものであることが判明しました。
その危険性についてご紹介していきます。

この鉱物の繊維の直径は0.02~0.35マイクロメートルで、これは髪の毛の約4000分の1で目に見えないほどの細さです。
非常に軽く、長期間空気中を浮遊するため、空気中に浮遊していた繊維を気が付かないうちに吸い込んでしまいます。
吸引されたアスベストは、体の中で消化されることがありません。
そのため、長期間吸い込んでしまうと肺の中にどんどん蓄積されていき、肺に残った繊維状のモノが肺の内側に刺さってしまいます。

そうして肺に対して少しずつ悪影響を及ぼし、深刻な病気を引き起こす可能性があります。
アスベストは人体に対して重大な病気を引き起こす危険性があるため、現在ではその使用が禁止されています。

□アスベストの危険は現在でも存在するのか?

ここまでは、アスベストの危険性について説明しました。
現在では建材としての使用が禁止されているため、問題になることはないと思われている方がほとんどでしょう。
また、大きな問題になったのは大規模な建築現場や製造工場であるため、一般的な住宅においては関係がないと思われている方もいるかもしれませんね。

確かに一般住宅では、2006年の法改正でアスベスト含有建材が使用されることはなくなりました。
しかし、一昔前までは一般的に使用される身近な建材であったため、2006年以前に建てられた建物ではアスベストが含まれた建材が使用されている可能性があるということになるでしょう。

□外壁塗装でアスベストが問題になるケースとは?

外壁塗装で塗装を塗り替えるだけであれば、アスベストの影響を受けることはまずありません。
では、どのような場合に問題になるのでしょうか。
問題となるケースを3つご紹介していきます。

1つ目は、塗り替え作業ではなく、張替えを行うケースです。
外壁の張替えを行う際には、サイディングを壊して撤去する必要があります。
しかし、サイディングを壊すと、中のアスベストが飛び散ってしまう危険性があるでしょう。
そのため、アスベストを含む外壁の張替えを行う場合には問題が生じてしまうのですね。

また、もしアスベストを含む外壁の張替えを行う場合は、法律に従って適切な作業を実施する必要があります。
そのため、必要となる道具が多くなることに加えて手間もかかるため、費用もその分だけ高額になってしまうことも大きな問題と言えるでしょう。

2つ目は、劣化が激しい場合です。

先ほどもご紹介したように、一般的にサイディング内のアスベストはセメントや樹脂によって固められているため、傷つけられない限りは飛散する心配はありません。
しかし、外壁の劣化でひび割れや傷が目立つようになると、徐々にアスベストの影響を受けてしまう可能性があります。
このような場合は、ご自身だけでなく周辺住民の方に対しても悪い影響が出る可能性もあるため、劣化しすぎてしまう前に適切なメンテンナスを行うことが大切でしょう。

3つ目は、高圧洗浄です。
外壁塗装を行う際には、事前に外壁の汚れを落とすために高圧洗浄を行います。
高圧洗浄の水圧は非常に強力なので、外壁が劣化していると水圧によって傷がつき、アスベストの影響を受けやすくなる恐れがあるでしょう。

しかし、外壁塗装を実施する場合は、高圧洗浄は必要不可欠な工程です。
そのため、高圧洗浄を行えない程に外壁が劣化している場合は、作業を実施できないケースもあるでしょう。

もし外壁塗装のメンテンナンスを実施できない場合は、外壁そのものをリフォームする必要があります。
そうなると、様々な負担がかかってしまいますよね。
そのため、このような事態に発展しないように、外壁塗装のメンテナンスを適切な時期に実施して、しっかりと外壁を保護することをおすすめします。

□まとめ

今回は、アスベストの危険性についての説明と、外壁塗装で問題になるケースについてご紹介しました。
外壁塗装のメンテンナンスを適切な時期に実施しないことが原因で、外壁をリフォームする必要が出てくることがあります。
そのため、しっかりと外壁塗装のメンテンナンスを行うことをおすすめします。

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