【ASTEC】ソルトブッシュ、チャコール 外壁、屋根塗装 下地補修
2024年01月15日
皆さんこんにちは。
代表の本森です。
今回ご紹介するのは、こちらのお宅の塗り替え工事です。
塗り替え前／塗り替え後
施工の様子をご紹介します。
施工の流れ
施工の全体的な流れをご紹介します。
使用した材料を、工程と一緒に表記しています。
材料選びの参考にしてみてください。
下地処理
・ひび割れ補修
・コーキング
・高圧洗浄
屋根塗装
・下塗り【ASTEC】エポパワーシーラーJY（透明）
・中塗り【ASTEC】シリコンフレックスJY（キャビアブラウン）
・上塗り【ASTEC】シリコンフレックスJY（キャビアブラウン）
付帯部塗装
・ケレン
・下塗り【日本ペイント】ハイポンファインデクロ（赤さび）
・中塗り【ASTEC】マックスシールド1500Si‐JY 3分艶（ソルトブッシュ・チャコール）
養生
外壁塗装
・下塗り【ASTEC】エポパワーシーラー（白・透明）
・中塗り【ASTEC】スーパーラジカルシリコンGH 3分艶（ソルトブッシュ・チャコール）
・上塗り【ASTEC】スーパーラジカルシリコンGH 3分艶（ソルトブッシュ・チャコール）
養生撤去
付帯部塗装
・上塗り【ASTEC】マックスシールド1500Si‐JY 3分艶（ソルトブッシュ・チャコール）
清掃、手直し
材料の紹介
今回使用した材料をご紹介します。
塗り替えの際の、参考にしてみてください。
屋根
・下塗り材【ASTEC】エポパワーシーラー（透明）
・上塗り材【ASTEC】シリコンフレックスJY（キャビアブラウン）
外壁
・下塗り材【ASTEC】エポパワーシーラー（白・透明）
・上塗り材【ASTEC】スーパーラジカルシリコンGH 3分艶（ソルトブッシュ・チャコール）
付帯部
・下塗り材【日本ペイント】ハイポンファインデクロ（赤さび）
・上塗り材【ASTEC】マックスシールド1500Si‐JY 3分艶（ソルトブッシュ・チャコール）
下地処理
良い塗装には、良い下地が大切です。
下地の良し悪しは、仕上がりを左右します。
仕上がりが綺麗なだけではなく、それを長期的に維持することにも影響します。
少しでも、外壁の機能を維持できるように、たつみ塗装は下地処理に力を入れています。
ひび割れ補修
モルタル外壁のお宅では、必ず『割れ』が生じています。
性質上、やむを得ないことですが、放っておくわけにはいきません。
下の写真の部分は、壁が浮いてきてしまっていました。
このような場合は、剥がして新しく、下地を作ります。
まずは、モルタル壁浮いている（赤マーク）箇所を撤去します。
その後、壁の下地を新設します。
最後に、モルタルで外壁を作ります。赤い点はビス揉み補強した箇所です。
これで、塗装のための下地は完了です。
外壁が割れている箇所も、しっかりと補修を行います。
まずは、割れに沿って溝を作ります。（Uカットと呼ばれる作業です。）
そこに、コーキング材を充填し、補修材で溝を埋め補修完了です。
Uカット後プライマー/コーキング充填後
最後に溝を埋めていきます。
手間はかかりますが、家を長持ちさせるためにも重要な工程です。
下地専門職人が細かいところまで、丁寧に補修を行います。
目地コーキング
次にコーキングです。
モルタル外壁は、目地に割れが生じます。
塗装だけでは、脆弱なためコーキングを打ちます。
まずは、プライマーを塗って、外壁とコーキングの密着性を高めます。
プライマーが塗り終わると、コーキング材を充填してきます。
空気が入らないように、しっかりと充填することが必要です。
コーキング材充填の様子／ヘラで整えている様子
最後に専用のヘラで空気を抜き、綺麗に整えます。
テープを取ったら、コーキングの打ちが完了です。
コーキング完了
高圧洗浄
コーキングの打ち替えが完了したら、高圧洗浄を行います。
屋根、壁をはじめ、家を一軒丸々の洗浄です。
屋根洗浄の様子
屋根洗浄完了
壁や土間も同様に、洗浄します。
外壁洗浄完了
高圧洗浄は汚れを落とすだけではなく、雨漏りの確認も兼ねています。
これで、漏れがなければ、梅雨、台風の大雨でも雨漏りが起こることはありません。
たつみ塗装では、下地処理に力を入れています。
徹底した下地処理で、塗料の効果を最大限に引き出します。
屋根塗装
下地を整え、ようやく塗装の準備ができました。
上から仕上げていくので、まずは屋根塗装からです。
今回は下塗り材として【ASTEC】エポパワーシーラー（透明）を使用しました。
屋根の板金には、【日本ペイント】ハイポンファインデクロ（赤さび）を使用しています。
下塗り様子／下塗り完了
下塗りの後は、上塗り材を2回塗ります。
上塗り材の1回目を中塗り、2回目を上塗りと呼びます。
上塗り材は【ASTEC】シリコンフレックスJY（キャビアブラウン）です。
中塗りの様子／上塗りの様子
上塗り完了
付帯部塗装
付帯部は、雨樋やひさし、水切りなどの屋根、外壁以外の部分です。
外壁を塗装する前に、細かい部分の塗装をしておきます。
ここでもはじめにするのが、下地処理です。
ケレンと呼ばれる作業で、サンドペーパー等で汚れを落とし小さな傷をつけます。
あえて小さな傷をつけることで、塗料の密着性が高まり、保護と美観の効果を高めます。
ケレンの様子 ひさし／水切り
水切り、ひさし等の鉄部には、錆止めプライマーを下塗りとして塗装します。
その後、上塗り材を2回塗装します。
下塗り材【日本ペイント】ハイポンファインデクロ（赤さび）を使用
上塗り材【ASTEC】マックスシールド1500Si‐JY 3分艶（ソルトブッシュ・チャコール）を使用
下塗り 出窓／水切り
中塗り ソルトブッシュ 横樋
中塗り チャコール ひさし／縦樋
外壁塗装
付帯部を中塗りで止めておいて、外壁の塗装を行います。
付帯部やサッシに外壁の塗料が、付かないように養生が必要です。
ひび割れ補修の際に、補修したところは周りと模様が違います。
このままの状態で塗装すると、補修したところが目立ちます。
補修したところを周りの模様に、合わせることが必要です。
この工程を「吹き戻し」と言い、専用の機械で行います。
機械が勝手に、模様を合わせてくれるわけではないので、職人の腕の見せ所です。
吹き戻しの様子
吹き戻し完了
吹き戻しが完了したら、下塗り材を外壁全体に塗っていきます。
今回は下地調整材【ASTEC】エポパワーシーラー（白色）を下塗りとして使用しました。
外壁下塗りの様子／外壁下塗り完了
上塗り材はスーパーラジカルシリコンGH 3分艶（ソルトブッシュ・チャコール）を使用しています。
ソルトブッシュ 中塗り／上塗り 完了
こちらの写真は「下地補修」で、壁を剥がしたところです。
見た目では、補修した個所がわかりません。
チャコール 中塗り／上塗り 完了
ローラーを使って、均一に塗装していきます。
塗料が乾燥してしまう前に、塗装する必要があります。
早く、丁寧に塗装することがポイントです。
色替え部
付帯部塗装（上塗り）
外壁の塗装が完了したら、養生を撤去します。
先ほど上塗りを1回で止めておいた、付帯部を塗装し仕上げます。
外壁を塗装するには、付帯部への養生が必要です。
するとテープのあとや、滲んだ外壁の塗料がついてしまいます。
これでは、付帯部を掃除してもう一度塗装する必要があります。
ですから、先に外壁を塗装し、後から付帯部を仕上げています。
上塗り 縦樋／出窓
コウモリ対策を行います。
具体的には、コウモリが入らない様にするための隙間を専用部材で入れていく作業です。
今回は、バルコニー笠木の隙間に入れていきます。
部材が落ちないように、コーキング材で固定します。
隙間が塞がり、部材が固定されれば作業完了です。
清掃、手直し
塗装が全て完了したら、清掃と手直しです。
不必要に付着してしまった塗料を除去し、まっすぐ線を出します。
細かいところは、ハケを使って作業します。
色が変わる境界線、サッシとの境界線が、まっすぐだととてもきれいです。
完成写真
お客様からの声
