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広島市で屋根塗装を検討している方へ!毛細管現象について解説します!

2022年02月08日

屋根塗装をする際に、誤った方法で塗装してしまうとかえって雨漏りの原因となる場合があります。
それには「毛細管現象」という現象が深く関わっています。
この記事では、毛細管現象についてや、対策方法について解説します。
広島市にお住まいで屋根塗装を検討している方必見です。

□毛細管現象と屋根塗装との関係は?

「毛細管現象」という言葉自体を耳にしたことがないという方も多いのではないでしょうか。
ここでは、雨漏りの原因ともなりうる「毛細管現象」について詳しく解説していきます。

*毛細管現象とは?

「毛細管現象」とは、僅かな隙間(ひび割れなど)の中で、液体が重力関係なく上下左右に移動する現象のことです。
この現象によって、雨水が壁などのクラックから屋根に侵入し、雨漏りが発生する恐れがあります。

*屋根塗装をする際の落とし穴

先ほどの説明からすると、「雨漏りを防ぐには屋根塗装によって、隙間を完全に防げば良いんだ」と思ってしまうかもしれませんが、実はこれは間違いです。
屋根の隙間を完全に塞いでしまうと、さらに雨漏りの原因を作ってしまうかもしれません。

屋根の下には防水シートなどの屋根材が存在し、この屋根材が防水効果を発揮しています。
したがって毛細管現象によって屋根の中に水が侵入しても、屋根材が雨漏りを防ぎ、そのうち水分は蒸発して外に逃げていきます。

しかし、屋根塗装により屋根の隙間を完全に塞いでしまうと、この水蒸気が逃げ場を失い屋根の中が湿ったままになってしまいます。
その結果、屋根材が腐食して防水効果を失い、雨漏りの原因となる場合があるのです。

□毛細管現象の対策方法とは?

*屋根塗装に欠かせない必須作業

毛細管現象への対策として、屋根塗装をする際には必ず「縁取り」という作業を行います。
この縁取りには、金属のヘラなどの工具を使用します。
この工具を屋根材の間に差し込んで塗膜を取り除き、あえて隙間を作るのです。

そうすることで2つのメリットが生まれます。
1つは、適度な隙間を作ることで毛細管現象を防ぎ、屋根の内部に水が侵入するのを防ぐということです。
もう1つは、屋根内部で蒸発した水分の逃げ場を確保でき、湿気を取り除くということです。

このことから分かるように、縁取りは屋根塗装をする上で欠かせない工程となります。

□まとめ

以上「毛細管現象」の解説と、その対策法についての紹介でした。
多くの方は雨漏りを防ぎたいがために、水の侵入口を塞いでしまうという罠に陥りがちです。
皆さんは今回の記事を参考にして、屋根塗装をする際は正しい工程で行うようにしてください。

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