東広島市のすごい外壁塗装店

東広島市で屋根塗装を検討中の方はいらっしゃいませんか。
そんな方へ今回は、軒天の塗装をおすすめする理由について解説します。
劣化症状なども紹介するので、これを機にご自宅の軒天を確認してみてください。

□軒天の劣化を甘く見てはいけない理由

外壁の塗装やリフォームをする際に、よく見落とされるのが軒天の塗装です。
そもそも軒天を初めて聞いた方も多くいらっしゃるでしょう。
軒とは、外壁より屋根が出ているひさしの部分を指します。
その裏側にある軒の天井部分を軒天と呼びます。

あまり意識されない部分ですが、軒天はその形状や環境の影響によって塗膜の劣化がしやすい部分であると言えるでしょう。
軒天の塗装のメンテナンスをせずに放置しておくと、様々なデメリットがあります。
ここでは軒天の劣化を甘くみてはいけない理由を解説します。

＊軒天の劣化によるデメリット

より詳しく軒天の説明をすると、軒の下に行き、上を見上げたときに見える天井が軒天です。
一般的には、建物の芯から450ミリメートル程度でています。
それ以上長いものもあるでしょう。

最近の住宅の軒天は軒天ボードやケイカル板などに白色の塗料で塗装していることが一般的です。
その一方で、和風や古風な住宅の軒天は、羽目板などの木を使用して木材保護の塗装をしていることも多々あります。

この軒天は、軒の下から覗かないと確認できない部分ですよね。
外から簡単に見られないためメンテナンスも疎かになってしまいます。
しかし、軒天はその形状と環境によって劣化しやすいでしょう。
劣化すると以下の3つのデメリットが考えられます。

1つ目は、軒天塗装の劣化によって見苦しい軒天になることです。
外壁や屋根の塗装を定期的にメンテナンスしていても軒天は劣化したままだと、全体の印象として良くないでしょう。
遠目からは見えなくても近づくと目に入る部分であるため、軒天にも注意を払いましょう。

2つ目は、軒天の素材の劣化が起こることです。
塗膜が劣化して機能していないと、素材にまで劣化が進行します。
そうすると軒天の素材を全て取り換える必要があるためデメリットは大きいでしょう。

3つ目は、すがもりの原因になることです。
軒天の素材の劣化が進むと、軒天に湿気や雨水によって水分が溜まりやすくなり、すがもりの原因となってしまうでしょう。
すがもりは建物の構造までも傷めてしまう場合があり、建物に致命的な影響を与えてしまいます。
そうするとメンテナンスの費用も膨れ上がっていきますよね。

以上のデメリットを避けるためにも軒天のメンテナンスを定期的にする必要があります。
あまり気にしたことがない方もこれを機に確認してみてください。

□塗装修理で対応できる劣化症状

軒天はその外観の美しさを保つためのものだけではありません。
軒天の機能は、他に2つあるでしょう。

1つは、火事の際に燃え広がりを防ぐ機能です。
軒天がないと屋根裏まで一気に炎が広がってしまうでしょう。
そしてもう1つが、屋根裏換気の機能です。
軒天に軒裏換気口を設置したり、有孔ボードを使用したりすることで、屋根裏での内部結露を防げます。

これらの機能をしっかりと確保するためにも軒天の塗装修理をすることは重要です。
塗装修理で対応できる劣化症状について解説します。

1つ目は、色あせです。
軒天に直射日光は当たらないですが、アスファルトからの照り返しで色あせることがあります。

2つ目は、チョーキングです。
軒下のチョーキングを確認するのは難しいですが、外壁と同様で塗膜のチョーキングがあれば塗り替えのタイミングでしょう。

3つ目は、塗膜の剥がれです。
塗膜が剥がれている場合は、塗装の建物を守る機能が果たせていない状態と言えるでしょう。
雨水を吸い込み腐食が進行する可能性があります。
早急な塗り替えをすることをおすすめします。

4つ目は、カビやコケです。
これらが起こっている場合は、塗膜の防水性や防汚性が低下しています。
その後の劣化状況を注意深く観察しましょう。

□軒天の塗装手順

次に軒天の塗装手順を紹介します。

まず1つ目の手順は、外壁や周辺部分のマスキングです。
マスキングとは、軒天以外の部分に塗料がついてしまわないようにする作業です。
外壁などにつかないように慎重に行います。

2つ目は、軒天の汚れを削り落とす作業です。
この最初の2つの手順で軒天の塗装の仕上がりを左右するため、丁寧にする必要があるでしょう。

3つ目は、塗料を塗布していきます。
下塗りと仕上げ塗りを三度塗りすることで、耐久性の高い塗膜になります。
毎回、しっかりと塗料を乾かすこともポイントでしょう。

そして最後にしっかりと乾燥させて完了です。
高所での作業になるため足場に注意する必要があります。

□まとめ

東広島市にお住まいの方へ、軒天塗装について解説しました。
今まで軒天を知らなかった方や意識していなかった方も多いでしょう。
軒天のメンテナンスのために参考にしてください。