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屋根塗装に必要なケレンとは?目的もご紹介します!

2022年03月08日

「屋根塗装を依頼しようとしたら、ケレン作業が必要と言われたがどのような作業だろう」
塗装には専門用語が多くわからないことも多いですよね。
この記事ではケレン作業について解説します。
広島市にお住まいで、屋根塗装をお考えの方はぜひこの記事を参考にしてください。

□ケレン作業とは?

まず、『ケレン』は英語の『clean(クリーン)』がなまった単語で、掃除する、綺麗にするという意味があります。
ケレン作業とは、塗装したい面に塗料が良く密着するように行う作業のことをまとめて言います。
施す素材としては、主に金属・木材・窯業(ようぎょう)系サイディングが挙げられます。
ただし、コンクリートやモルタルに施すケースもあります。

ケレン作業は、塗装工事において、仕上がりの美しさだけでなく、塗装の耐久性にも大きく影響するので、非常に大切な作業です。
ケレン作業は、行う作業の程度によって4つの種類に分類されます。

ケレン1種は、腐食がかなり進行している状態の塗装面に施す作業です。
研削材により金属表面を細かく切削するブラスト処理により旧塗膜を完全に除去します。
1平方メートルあたり2,200円ほどが相場となっています。

ケレン2種は、1種よりも錆による腐食は進んでいない状態で、腐食が全体の3割以下の場合の塗装面に施す作業です。
基本的には電動工具を使って旧塗膜を全て除去します。

ケレン3種は、旧塗膜を残しつつ、錆や汚れを電動工具や皮スキを使って塗装面を綺麗にします。

ケレン4種が一番程度が軽く、紙やすりやマジックロンで磨く程度の処理をします。

□ケレンの必要性と目的をご紹介します!

先述した通り、ケレン作業は塗装部分の錆や古い塗料を落とす作業です。
この作業を省いて錆などで劣化した状態の面に塗装をしても、塗料の密着性・付着性が損なわれてしまいます。
特に、塗膜が古くなるとひび割れ・膨れが発生し、これらは「死膜」と呼ばれます。
死膜になると構造物をコーティングできません。
その結果、サビの原因となってしまい、上からの新たな塗装に支障が出てしまいます。

また、塗料の密着率を高めるために、塗装面が平滑すぎる際には目が粗い紙ヤスリで素地に細かいキズをつけて塗装します。
密着度を高めることが、塗装が長持ちすることにつながります。
それゆえ結果的にメンテナンスのトータルコストは安く済みます。

□まとめ

この記事では、屋根塗装に必要なケレンについてとその目的をご紹介しました。
塗装には専門用語が多く、何がどのような作業なのかわからず不安な方も多いでしょう。
わからないことは職人に聞き、納得して塗装工事に望むことが成功につながります。
広島市で塗装をお考えの方はぜひ一度当社にご相談ください。

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