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専門家コラム

シーラーについて知っていますか?屋根塗装について東広島市の業者が紹介します

2021年05月06日

屋根塗装で失敗しないためには、屋根塗装についての知識をつけておきたいですよね。
塗装の中でも、シーラーについてご存じの方は少ないかもしれません。
シーラーは塗装において重要な役割を持っています。
今回は、東広島市の塗装専門会社が屋根塗装に使用するシーラーについて解説します。

□そもそもシーラーとは何?

塗装会社に塗装の見積もりを出した場合に、見積書にシーラーと書かれている場合がありますが、そもそもシーラーとは何のことなのでしょうか。

それは、簡単に説明すると塗装の下地です。
外壁や屋根を塗るときは基本的に下塗り、中塗り、上塗りの3回塗ります。
その際の下塗りの種類の1つです。

シーラーの語源は英語の「seal」でふさぐ、覆って隠すなどの意味があります。
それに、何々する物という意味の「er」が付いて「sealer」です。
塗料を塗る面を整えて、塗装面と塗料間の結合力を高めて耐久性を向上させます。

また、下塗りに使うのはシーラーの他にプライマーやフィラーがあります。

プライマーは最初という意味を持つ「primary」が語源で、最初に塗る塗料という意味です。
しかし、最近は金属面に塗装する際に錆止めの塗料をいうことが多いです。

フィラーは詰めるための物という「filler」が元になっていて、外壁のヒビ割れ面のヒビを埋めるための物を指します。

このように、シーラーは下地の一種で、下地は他にもプライマーやフィラーがあります。

□下塗りをすることの必要性とは?

皆さんの中で、下地でどうせ外から見えないのだから、シーラーの工程は無くせないのかと考えている方もいるでしょう。
確かに、この工程を飛ばすと、使用する塗料の量が少なくなるので、1回の費用は安くなるでしょう。
しかし、それは不可能です。

なぜ、下塗りをすることが大切なのでしょうか。
前項でシーラー塗装をすることで、下塗りの層と上塗りの層の結合力を強める作用があると解説しましたね。
この工程を飛ばすことで塗膜と塗装面との結合力が弱まり、本来塗料に設定されている耐用年数より早い期間で劣化やはがれが発生する可能性が高まります。
まとめると、下地の工程を踏むことで、塗料の耐久性を引き出せるようになります。
反対に、飛ばすことですぐに塗膜が劣化してしまいます。

では、シーラーを塗るにはどのようにすると良いのでしょうか。
実はシーラーを塗るにも円形のものを転がして塗るローラー工法と、スプレーガンと呼ばれる塗料を吹き付ける道具を使用する吹き付け工法があります。

ローラー工法は一般的に使われている方法で、職人さんが手作業で塗装します。
職人さんがベテランである場合は、2つ目の吹き付け工法より丁寧に塗料を塗れるので、高い品質を実現できるメリットがあります。
また、塗料を直接塗るので、無駄になる塗料の量を少なくできるでしょう。

しかし、ローラー工法に慣れていない職人の場合は技術が熟練していないので、難しい点が挙げられます。
ローラー工法を行う際は、職人が熟練しているかをホームページでチェックすると良いでしょう。

次に吹き付け工法です。
この方法のメリットは機械を使って吹き付けるので、工事期間が短期間で終わります。
時間の効率を求める場合は、ローラー工法より早く作業が進むこの工法がおすすめです。
反対にデメリットは風が強い日は塗料の粒子が拡散するので、ローラー工法より多くの塗料を使用する必要があり、塗料代が上がる可能性があるでしょう。

このように、工法はそれぞれ得手不得手が存在しますが、塗装を依頼する会社によって得意な方法は変わるので、依頼人が選ぶより、会社に任せるのが良いです。
仮に会社が苦手な工法をオーダーすると、不慣れによって塗装の品質が下がり、結果的に塗膜の劣化が早まる可能性があります。

□シーラーの種類を解説します

実はシーラーにも種類があります。

1つ目は水性タイプです。
下地に浸透して、シーラーの水分が乾くと塗膜が作られます。
ただ、下地の劣化が進んでいる場合は下地が水分を吸収するので、シーラーの効果が低下します。

効果を下げないためには、下地の劣化が少ない場合に使用すると良いでしょう。
メリットは臭いが少ないことなので、臭いが気になる方に向いているでしょう。

2つ目は油性タイプです。
水性とは違い、溶剤が揮発することで塗膜が作られます。
水性より臭いはありますが、劣化が進んでいる部分に塗るのも可能で、乾燥が早いというメリットがあります。

3つ目は機能が追加されたものです。
例えば、コンクリート強化シーラーがあります。
これはコンクリート、モルタルの表面を硬化させて、塗料の吸い込みを抑えることで補強します。
他にもたばこのヤニ、雨のシミを抑える機能が付いている物もあります。

機能が付いている物に関しては、ご自身が求めるものを選ぶと良いでしょう。

□まとめ

塗装専門会社が屋根塗装に使用するシーラーについて解説しました。
様々な工法や種類がありましたね。
それぞれの家によって相性が良い種類は違うので、塗装のプロである塗装会社と相談してシーラーの種類を決めると良いです。
当社は東広島市で外壁や屋根塗装をしているので、疑問点がある方はぜひご相談ください。

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