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専門家コラム

屋根塗装に使う塗料について東広島市の方に紹介します

2021年04月08日

外壁塗装に使われる塗料の種類についてご存じですか。
外壁塗装の塗料にはさまざまな種類があり、目的や用途によって使い分ける必要があります。
しかし、どのような特徴があるのかわからないという方も多いですよね。
そこで今回は、屋根塗装に使用する塗料の種類と塗料を選ぶときのポイントについて解説します。

□塗料を選ぶときの3つのポイントとは?

1つ目のポイントは、目的に応じて使用する塗料を決めることです。
屋根の塗料に遮熱性能を求めるのか、断熱性能を求めるのか、それとも屋根の塗装をするだけなのかを明確に決めることが大切です。

シリコン塗料は、ウレタン塗料よりも耐用年数が長いため、人気のある塗料の1つです。
フッ素塗料は、塗料の寿命が長いので、塗り替えの手間を省けます。
耐用年数や価格、性能から総合的に判断して、目的に応じて塗料を選択するようにしましょう。

2つ目のポイントは、価格と性能のバランスが取れている塗料を選ぶことです。
屋外にある屋根は、外気や雨風に影響されることが多いので、外壁以上に劣化しやすいです。

たとえば、アクリル塗料の価格は安いですが、耐用年数が短く、塗り替えが必要になるまでの期間が短いので、屋根の塗装には向いていません。
屋根の塗料に使用する場合は、ウレタン塗料やシリコン塗料、フッ素塗料を使用する方が良いでしょう。

□屋根塗装に使用する塗料の種類について

屋根の塗料は、下地と上塗り塗料を接着するための「下塗り用塗料」と外気や水などから建物を保護するための「上塗り用塗料」に大きく分けられます。
さらに、下塗り用塗料はシーラー、プライマー、フィラーの3種類に分けられ、上塗り用塗料はウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料、遮熱塗料の4種類に分けられます。

*下塗り用塗料

シーラーはサラサラとした液体で、下地の色を隠したり、塗料の吸い込みを抑えたりする効果があります。
塗装面の下地を補強するために、吸い込みの多い下地の場合は2回以上塗ることもあります。

プライマーは金属製の屋根に使用されることが多く、シーラーと同じ目的で使用されます。
そのため、さび止め成分が含まれたプライマーを使用して塗装する方が良いでしょう。
フィラーは上記2つの塗料の目的とは異なり、下地の凹凸を埋めて下地を平らにするために使用されます。

フィラーを使用する場合は、上記2つの塗料を塗ったあとに、上塗りする形で使用します。

*上塗り用塗料

ウレタン塗料は、柔軟性や弾力性に優れており、ひび割れが起こりにくいのが特徴です。
価格は1平方メートル当たり1500から2000円程度で、耐久年数は7年から10年程度です。
費用を抑えられますが耐久年数が短いので、最近では使用されることが少なくなりました。

シリコン塗料は耐候性や耐水性、柔軟性に優れているので、現在最も使用されている塗料です。
価格は1平方メートル当たり1800から2500円程度と、ウレタン塗料よりも少しお高めです。
ただ、品質面ではシリコン塗料に軍配が上がるので、コストパフォーマンスが高い塗料と言えるでしょう。

フッ素塗料は、密着性が非常に高い特徴があるので、色あせや劣化がしにくいです。
また、太陽光に強いという特徴があるので、屋根にはピッタリの塗料です。
価格は1平方メートル当たり3000から4500円と高価ですが、一度塗装してしまえば、15から20年近く性能を維持できます。

遮熱塗料は、赤外線を反射する特殊な塗料を使用するので、夏場でも屋内の暑さを和らげる効果が期待できます。
価格は1平方メートル当たり3500円から4500円と、フッ素塗料以上に高価な塗料です。
その代わりに、15年から20年以上にわたる耐久性を持っています。

□油性塗料と水性塗料の違い

屋根の塗料は、絵の具のように水性のものと油性のものがあります。

*油性塗料の特徴

油性塗料は、専用のシンナーで薄めてから塗る塗料のことです。
シンナーを使用するため、シンナーの臭いがしてしまったり、保管や扱いに手間がかかったりします。
その代わり、耐久性に非常に優れているので、外壁よりも強い日差しを受けやすい屋根に適した塗料です。
また、屋根に使用するならシンナーの臭いも軽減されるので、あまり気にする必要もなくなります。

*水性塗料の特徴

水性塗料は、清水で薄めてから塗る塗料のことです。
シンナーを使用しないので臭いを気にする必要もなく、環境にもやさしいです。
しかし、仕上がりの艶が油性より弱かったり、耐久性が劣ったりしてしまうなどのデメリットもあります。
最近では技術の進歩により、油性に劣らない水性屋根用塗料もあるので、それを使用すると良いでしょう。

□まとめ

今回は屋根塗装に使用する塗料の種類と塗料を選ぶときのポイントについて解説しました。
屋根の塗装は頻繁に塗り直すものではないので、目的に応じた塗料を選択することが大切です。
価格や性能などから総合的に判断するようにしましょう。
東広島市にお住まいで屋根の塗装にお困りの方は、ぜひ当社までお問い合わせください。

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