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専門家コラム

外壁塗装で知っておきたい!セラミック塗料に関する知識をご紹介します!

2020年12月24日

外壁塗装をご検討中の方にぜひ知っていただきたいのが、塗料についてです。
塗料はお家の外壁を保護する役割があるため、非常に重要です。
大切な塗料をうまく選ぶためにも、しっかりと知識を付けておきましょう。
そこで今回は、塗料の中でもセラミック塗料に焦点を当てて、メリットやデメリットについてご紹介します。

□セラミック塗料とは?

みなさんは、セラミック塗料についてご存じでしょうか。
もしかしたら、聞いたことがないという方もいるかもしれません。
セラミック塗料とは、砂や石、セラミックビーズなどが配合された塗料で、無機塗料や無機ハイブリット塗料とも呼ばれています。
また、この言葉には、「焼き固めたもの」という意味もあり、単に陶磁器や焼き物などを表す言葉として使用されることもあるでしょう。

この塗料は非常に多くの会社で取り扱いされていますが、それと同時に悪徳業者などがその手口に利用する場合もあるため、しっかりと正しい知識を身に着けておくことが大切です。

ではこの塗料について詳しくご紹介していきます。
まず、セラミック塗料と一口に言っても様々な効果を持つものがあります。
例えば、断熱性に特化したものやデザインの良いものなど、特定の効果を付けるためにメーカーごとに様々な方法でセラミックを配合しているでしょう。

そのため、正しい知識を身に着けておかなければ次のようなトラブルに巻き込まれてしまう恐れがあります。
「断熱効果を目的にして、選んだのに、施工後にそのような効果はないと言われた」
「高額な費用をかけたのに、期待していた効果とは違った」
このように、期待してセラミック塗料にしたのに、満足のいく結果にならなかったという恐れがあるため、注意しておきましょう。

□セラミック塗料のメリットとデメリットについてご紹介します!

*メリットについて

1つ目は、汚れにくいことです。
この塗料は、表面の塗膜に無機物のセラミックがコーティングされているため、親水性が高くなるという特徴があります。
では、親水性が高くなるとは、どういうことなのでしょうか。

親水性が高くなるとは、外壁と汚れの間に水を通す働きが高いことを意味しています。
つまり、親水性が高ければ高いほど、雨で汚れが流れやすくなるため、外壁を長期間、綺麗に保つことが可能でしょう。

2つ目は、耐熱性や耐候性に優れていることです。
セラミックを含んでいる塗料は、塗装して乾燥した際に、セラミック成分が塗膜の表面に浮き出てきます。
その浮き出た成分が、お家の中に入ってくる熱を通しにくくする働きがあるため、熱や天候に強いという特徴があることを理解しておきましょう。

*デメリットについて

1つ目は、ひび割れしやすいことです。
セラミックは塗膜が固いため、他の素材と比べてひび割れしやすいというデメリットがあります。
しかし、ひび割れしやすいということは、デメリットだけではありません。

ひび割れしやすいことで、外壁の損傷が発見しやすいというメリットがあるでしょう。
例えば、地震が発生した直後にひび割れが発生していた場合は、火災保険の適用が認められる場合があり、発見が容易になるため、その特徴はメリットにもなります。

2つ目は、塗りづらいことです。
塗料の効果やメリットを最大限に発揮するためには、施工会社や職人が高い技術力を持っている必要があります。
セラミック塗料は、一般的な塗料とは塗り方や注意点が異なるため、扱いなれていない場合は塗りムラが生じやすいでしょう。

そのため、施工業者を選ぶ際は、確かな技術力を持っている業者かどうかをしっかりと確認しておくことが大切です。
依頼を検討している業者のホームページを見て確認してみても良いでしょう。

□セラミック塗料に関してよくある誤解とは?

みなさんはセラミックと聞くとどのようなイメージをお持ちになられるでしょうか。
歯の治療で使用されることもあるため、劣化しにくくて、耐久性のある塗料だと考えられる方も多いでしょう。
確かに、機能性に優れた塗料ですが、誤解されやすいポイントがあるため、そのことについてご紹介していきます。

*セラミック100%の塗料はない

セラミック塗料は、正確に言うとセラミック配合塗料と呼びます。
そもそも、塗装をする際には樹脂が必要です。
塗料は、樹脂によって外壁に付着できるため、塗膜を作るための樹脂がない場合は塗料としての機能を果たせなくなるからです。

そのため、セラミックは塗料に追加する添加物であって、塗料のベースになることはありません。
つまり、セラミック100パーセントの塗料など存在しないということです。
こちらはよく誤解される方が多いため、注意しておいてください。

また、塗料にセラミックが少しでも含まれていればセラミック塗料と呼べます。
そのことを利用して、セラミックの含有量が少なく、効果がほとんどないにも関わらず、高い金額で販売してくる悪徳な業者も存在しているため注意しておきましょう。

□まとめ

今回は、外壁塗装の際に使用するセラミック塗料のメリットやデメリットについてご紹介しました。
セラミック塗料についてご理解いただけましたか。
当社は塗装技能大会広島県代表で地域密着度ナンバー1を受賞しました。
広島市にお住まいで外壁塗装をご検討中の方は、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。

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