外壁塗装の工事の流れについて広島市の業者が教えます！

2020年09月12日

広島にお住まいの皆さん、外壁塗装をご検討中ですか。
マイホームオーナーの皆さんも、賃貸オーナーの皆さんも、外壁塗装はいつか行う必要があります。
工事が必要になった時に、外壁塗装工事の流れを知っておくと役立ちますし、スケジュールも立てやすくなるでしょう。
今回は外壁塗装の工事の流れについてご紹介します。

□外壁塗装工事の流れについて

さっそく外壁塗装工事の流れを確認していきましょう。

まずは工事開始予定の一週間前を目安に、業者さんと一緒にご近所さんへの挨拶を行ってください。

工事が行われる間は騒音問題が発生したり、水滴が飛んだりすることも考えられます。
さらに塗料の匂いで迷惑をかけることもあるでしょう。
これらのようなトラブルを避けるためにも予め工事の予定時間、日程などを伝えておくと良いでしょう。

次に建物の周辺に足場とシートを設置します。
二階建て以上の建物の全体をきれいに塗装するにあたって、足場の設置が必要になります。
足場を組み立てる時には騒音問題が発生しやすいので気をつけましょう。

シートを設置することで、水滴や塗料が周辺の家や物に飛ぶのを防げます。
足場とシートの設置はいずれもとても大事になるため、これらの工程を省くのはもちろん、費用を過剰に抑えようとするのも控えると良いでしょう。

足場とシートの設置が完了すると、次は外壁の高圧洗浄を行います。
壁の汚れや付着している藻などを、業務用の高圧洗浄機を用いて取り除いていきます。
塗料を塗り始める前に壁を入念に綺麗にする必要があるため、適正な水圧で洗浄が行われているかを業者の人に再確認しましょう。

外壁洗浄が終わって外壁が完全に乾けば、下地処理を行います。
ここでは壁のひび割れの修理や、シーリングの打ち直しを行います。
下地処理の出来具合は、塗装完了後の見映えにも大きく影響を与えるため丁寧な作業を行ってもらいましょう。

下地処理が完了次第、養生の作業に入ります。
養生ではドアや窓、植木など塗料が飛んではいけない場所をシートやテープで行います。
お隣さんとの距離が近い場合は、そちらの植木や車も保護する必要があるので、業者や近隣住民と話し合いをしてトラブルが起きないように気をつけてください。

以上の工程が終わると、いよいよ外壁塗装を開始します。
外壁塗装には下塗り、中塗り、上塗りの三種類があります。
それでは各工程での具体的な作業内容を紹介していきましょう。

＊下塗りについて

下塗りの主な目的は中塗り、上塗りで使用する塗料を隙間なく壁にくっつかせるための薬剤を壁に塗布することです。
この工程で使用される塗料はシーラーと呼ばれており、外壁の中に染み込んで中塗り、上塗りで使用する塗料を塗るための土台を作ります。

＊中塗りについて

中塗りと上塗りでは同じ色の塗料を使用する場合が多いです。
業者によっては中塗りを省略して手抜き工事を行うケースも過去に実際にあったため、必ず確認するようにしましょう
手抜き工事を未然に防ぐには、中塗りと上塗りの日にちを別にする、各工程での詳細な記録を残してもらう、中塗りと上塗りで使用する塗料の色を変えてもらうなどの対応を依頼するのも良いでしょう。

＊上塗りについて

上塗りでは仕上げの塗料を塗ります。
上塗りの出来は外観に直接大きな影響を与えるので、とても大事な工程となります。
綺麗な色や艶を出すには職人の技量が重要となるので、業者選びは慎重に行ってください。
また見た目だけではなく、耐久性も左右させるので確かな技術力を持っている業者さんを口コミや評判などをもとにして探してくださいね。

上塗りまでの工程が完成すると、あとは足場を解体し、周辺を掃除して工事は完了となります。
この時に必ず確認しなければいけないのは使用済みの塗料缶の数です。
塗料を薄めていたり、手抜き工事をしたりしている場合はこの塗料缶の数が少なくなります。
工事後に確認したい旨をあらかじめ伝えておけば、トラブルも減らせるでしょう。