東広島市にお住いの方へ！外壁塗装でおすすめの色の組み合わせについて

2020年05月16日

「外壁の色を変えたいけど、どの色を組み合わせたら良いか分からない」
「色の失敗を、できるだけ減らしたい」
リフォームの際にこのようにお悩みになる方は多いです。
そこで今回は、色を選ぶ際に失敗を減らす方法と、色の組み合わせのおすすめについて、東広島市の外壁塗装のプロが説明します。

□外壁塗装の塗料の色で失敗しないためには

「実際の色が、思っていたものと違う」
「周囲と色が合っていない」

外壁塗装において、色選択の失敗の多くがこのようなものです。
実は、失敗を減らすための方法があるので、一緒に確認していきましょう。
ここで重要なキーワードは、「周囲との相性」と「具体的に想像すること」です。

まず「周囲との相性」についてです。
ここでの周囲とは、屋根や近隣住宅のことを指します。
ついつい外壁の色ばかり注意してしまいますが、色の印象は周囲の影響を大きく受けるので、外壁の色を決める際には周囲とのバランスを意識しましょう。
屋根と外壁は面積が広く、住宅における外観の印象の大半を決めます。
家のデザインとバランスが取れるように、外壁の色を選んでみてください。

また、近隣の家の色とバランスを取るか、あえて目立たせるかで、色の選択は変わってきます。
一度近隣を見渡してみるのも、完成後を想像するために、役に立つかもしれませんね。
このように、立地条件についても確認して検討してみてください。

次に「具体的に想像すること」ですが、これをしっかりすると、実際の色と想像していた色との違いが減ります。
まず前提として、色見本やシミュレーションなどの色と実際の色では、印象が違ってしまう場合が多いことを知っておきましょう。
原因として、色の錯覚や光の当たり方やツヤの影響が挙げられます。

まず、色の錯覚については、主に面積効果が関係します。
面積効果とは、色の錯覚の一種で、小さな面積と大きな面積の場合で色が異なって見える現象です。
明るい色は面積が大きいと鮮やかに見え、暗い色は面積が大きいとくすんで見えます。
外壁は面積がとても大きいので、このような特徴を理解しておくと良いでしょう。

また、光の当たり方でも色の印象は大きく変わります。
太陽光に当てて色見本を見ると実際の色に近くなるので、一度試してみてください。
写真を見る際には、日光が当たっている部分と日陰になっている部分の両方を見るのがおすすめです。
晴れの日の印象は日光が当たっている部分の色に近く、曇りの日の印象は日陰になっている部分の色に近くなるので、天候による印象の違いも生じにくくなりますよ。

さらに、ツヤの程度によっても見え方は変わります。
ツヤの程度は塗料の種類によって異なるので、あらかじめツヤの程度を確認しておくと良いかもしれません。

＊実際に見てみるのが一番想像しやすい

契約後なら、色見本で色や塗料の種類を決めた後に、実際に試し塗りを行える場合もあります。
広めに塗らないと、面積効果の関係から仕上がりが具体的に想像できないので、少し広めに試し塗りしてもらって確認しましょう。

□色の組み合わせで人気の色について

ここからは人気上位3つの色と、その色に合う色をまとめました。

1番人気の色はベージュです。
薄いベージュだと落ち着いた印象になり、少し濃いベージュだと可愛らしい印象となります。
黒や濃い茶色などの暗い色と合わせることでベージュを引き立てられる一方、黄色や青などの原色とは相性が悪いので気をつけましょう。

2番目に人気の色はホワイトです。
比較的に周りの住宅と調和しやすいので、失敗の少ない色です。
色あせは目立ちにくいですが、汚れは目立ちやすいので気をつけましょう。
濃い色と合わせるとメリハリが出ます。
暗い色と合わせると全体が引き締まって見え、明るい色と合わせると鮮やかに見えます。
どんな色を組み合わせても変にならないのが、ホワイトの魅力です。

3番目に人気な色はグレーです。
汚れが目立ちにくい色なので、大通り沿いで交通量が多い家の方はぜひ検討してみてください。
また、落ち着いた印象なので、高級感を出したい場合にもおすすめです。
グレーは、明るい色ともモノトーンとも比較的相性が良く、アクセントを入れることで引き締まります。

このように色にはそれぞれの特色があり、組み合わせによって印象が変わります。
組み合わせだけでなく、グラデーションをつけることによっても印象が変わりますので、じっくりと検討してみてください。

色の組み合わせによる見え方を、実際の写真で確認できる場合もあるので、業者に相談して見せてもらうと良いでしょう。