外壁塗装のメンテナンスのポイントとは？東広島市の塗装業者が解説します

2020年04月12日

「外壁塗装におけるメンテナンスのポイントについて知りたい。」
外壁塗装に関しては、メンテナンスのことが気になるかもしれません。
目的や押さえておきたいポイントをしっかりと把握しておきたいですよね。
今回は、外壁塗装におけるメンテナンスのポイントを東広島市の塗装業者が解説します。

□メンテナンスが重要である理由について

外壁塗装を済ませたあとにも、定期的にメンテナンスを行う必要があります。
その理由の一つに挙げられるのが、外観を美しく保つためです。
数年ほどそのままにしておくと、紫外線を受けて色あせてきます。
また、雨や風を受けることで汚れも目立ってきますよね。
苔やカビの胞子などの飛来物が付着すると、そこに根を生やして伸びることも考えられます。
これらが目立つと外観の美しさは損なわれるのです。
そのため、定期的なメンテナンスをしたほうがいいでしょう。

また、さらに劣化が進んだ際には、外壁の防水機能や強度を回復することが目的です。
外壁塗装が機能しなくなると、防水性が失われます。
結果的に、外壁材に水分や湿気が達しやすくなり、腐食が始まってしまうかもしれません。
放置を続けると、内部にまで影響を及ぼし、工事費用がかさみます。
それを避けるためにも、塗り替えなどで対応するのが大切なのです。

□メンテナンスを行う二つの意味について

外壁塗装におけるメンテナンスには、二つの意味で使われています。
外壁塗装工事そのものと、その後に行う定期的な点検です。

＊メンテナンスの一つ目の意味、外壁塗装工事そのものについて

塗膜は紫外線・雨・風などの影響を受け、徐々に劣化していきます。
ある程度の年数が経過すると、防水などの機能を失ってしまうのです。
機能を失った塗膜をそのまま放置しておくと、水分が浸入してしまいます。
結果的に、劣化を加速させ、早期の腐食につながるかもしれません。
それを防ぐために、一番外側にある塗装の機能を再び復活させるのです。

実際に行う際には、現地調査で劣化具合を調べ、必要性を見極めます。
塗装をすると言っても、いきなり塗装するわけではありません。
なぜなら、そのままの状態では塗膜が安定せず、リスクも高いからです。
機能を失った塗膜が残っており、植物やカビが生えているかもしれません。
これらを除くことで、より塗りやすい状態へと変え、塗料の性能を発揮させます。

まず、あらゆる作業に先立って、足場の設置が行われます。
外壁塗装は高所での作業ですから、安定した場所を確保しなければなりません。
移動しやすい場所を提供するとともに、ムラのない塗膜を作りやすくして長持ちさせる役割もあります。
機能を失った塗膜を落とす際には、高圧洗浄を行います。
高圧洗浄機がない場合にはブラシなどで落としましょう。
綺麗になった外壁面をしっかりと乾燥させて、塗装の段階へと進んでいきます。

ただ、この時点で下地が破損しているかもしれません。
塗膜の剥離や錆の発生などを防ぐためにも、修理をおこないます。
塗装の段階の前には、塗料が飛び散らないように、養生をしっかりとしておきましょう。
また、塗装の段階では、密着性を高めるためにも、最低でも三回行います。
これらの作業の間にも、乾燥の時間を設けています。
これは、塗料の中に含まれている水や有機溶剤を除くことが目的です。
一連の作業をしっかりと進めることで、安定した塗膜を作り、メンテンナンスの効果が発揮されます。

＊メンテナンスの二つ目の意味、工事後の定期的な点検について

外壁塗装によって再び強化した塗膜は、定期的な点検によって長持ちさせることが大切です。
何らかの原因で劣化が早まったり、不具合が起こったりすることも考えられます。
たとえば、塗料の質・外装材との相性・外的要因などです。
塗料の質に関しては、施工時の問題が後々に響いてくることもあるでしょう。
万一の場合にすぐに対処ができるように、念を入れて定期的に見ておくのが大切なのです。
タイミングは業者によって異なりますが、半年や一年後および五年おきに行う事例があります。

半年や一年後は、施工後に問題が起こっていないかをチェックするのが目的です。
また、五年おきに行うものに関しては、経年劣化を調べて次の塗装に活かす意味合いがあります。
契約する前には、どの程度定期的な点検や万一の際の修理に対応しているのかを調べておきましょう。
業者によっては、このような点検を有料にしているところもあります。
こまめなチェックにお金をかけるのがもったいないと思うかもしれません。
しかし、放置することで被害が拡大することもあるため、こまめに見ておくのが大切なのです。
選ぶ際には、しっかりと保証が充実しているところにすると安心できるでしょう。