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専門家コラム

外壁塗装を行わずに放置すると発生する症状とは?東広島市にお住いの方へ

2020年04月01日

「外壁塗装はした方が良いのだろうか?放置すると発生する症状を知りたい。」
外壁塗装の必要性について疑問をお持ちかもしれません。
判断の基準として、放置した場合の発生する症状を把握しておきたいですよね。
今回は、外壁塗装を行わずに放置すると発生する症状を東広島市の業者がご紹介します。

 

□外壁塗装が劣化する原因

外壁塗装が大きく劣化する原因として挙げられているのが、太陽光と雨風です。
外壁の一番外側は、常に太陽光が当たることや風雨に晒されていることが多いですよね。
太陽光の紫外線と熱が塗料の樹脂を破壊することで、劣化が進行します。
そのため、太陽光の当たりやすい南面では紫外線による劣化が進行しやすいのです。

また、雨風も外壁塗装の劣化原因の一つに挙げられます。
水が常に当たり続ける部分で地面などがへこんでいるのを見たことがあるかもしれません。
数滴では全く変化がありませんが、それがずっと続くと影響が出てきます。
つまり、少しずつ削り取られることでへこみが生じ、最終的には目立つのです。
これと同じように、長期間雨に当たることで外壁材も剥がされてしまいます。
特に、台風時の強い雨は、劣化の進行させる勢いが大きいでしょう。

そして、風もまた少しずつ外壁塗装に影響を及ぼします。
何かものが飛ばされてきたときにはその衝撃で一気に剥がれるかもしれません。
結果的に、何年かすれば自然と塗膜は本来の機能を失ってしまうのです。
劣化が進行すると、塗装の防水機能はだんだんと失われ、雨水の浸入を許し始めます。
外壁材そのものは水に強くないものもあるため、内部にも侵入しやすいです。

結果的に内部の躯体を腐食させていくことにもつながります。
最もひどい場合には家そのものの寿命にも影響するかもしれません。
気付いたときには建て替えが必要になる事例もしばしばあるのです。

 

□外壁塗装のメンテナンスを怠ることで発生するひび割れ

外壁のメンテナンスをせずにそのまま放置しておくと、ひび割れが見受けられるかもしれません。
外壁に見受けられるひび割れは、劣化の証拠の一つに捉えられています。
これは施工不良ではなく、建物が力を受けたときに生じることが多いです。
住宅に負荷がかかったときに、建築物が対応できない可能性も考えられますよね。
その力を逃がすために生じたものだとイメージするとわかりやすいかもしれません。

揺れが大きいと衝撃の重大さが実感できますが、実は普段も振動は起こっています。
地殻の運動や周囲を通る車両などによって、ごくわずかな揺れを受け続けているのです。
そのため、外壁は知らないうちに傷みを与えられ続けています。
その結果、年月が経ってくると徐々に大きいものになるでしょう。
ひび割れにも様々な種類があり、糸状のものから裂け目が目立つものまであります。

割れ目や裂け目が深いものは、隙間を通して内部にまで水が侵入しやすいです。
外装材そのものは、それほど防水機能が高いわけではありません。
そのため、内部で水が含まれた状態であると、材料の腐食が加速することにつながります。
構造物としての家屋全体を支える丈夫さが、著しく損なわれてしまうのです。
そのため、見つけた場合には早期に対処することが求められます。

 

□外壁の色の変化にも注意、チョーキング現象について

劣化を放置することで起こる症状として、他に挙げられるのが色の変化です。
外壁に触れたときに粉末が脱落あるいは指に粉が付けば、チョーキング現象が起こっています。
これは、外壁に塗られている塗料の一部が脱離して生じるものです。
外壁は、日々太陽からの紫外線や風などの厳しい自然環境の影響を受けていますよね。
それによって塗料の中の成分が反応し、一部が表層に出てきて脱落していくのです。

その離れたものが白い粉として触ると手に付着します。
外壁の防水効果が切れたサインです。
放置しておくと、雨などによって外壁のひび割れやカビの発生なども懸念されます。
住宅の構造にも大きな影響が出るかもしれません。
この現象が見受けられた場合にも劣化が始まっていると考えておきましょう。

また、壁が完成時よりも色あせている場合にも、脱離が起こっている可能性が考えられます。
チョーキング現象が進行すると色あせや退色につながるとされており、注意が必要です。

 

□工事を急ぐ必要がない場合とは?

外壁塗装を急ぐ必要がない場合もいくつか存在します。
たとえば、外壁に艶がなくなってきた場合です。
塗装をする際に、艶のある塗料をお選びになったかもしれません。
残念ながら、この艶は数年でなくなってしまうものです。
それを再び出して綺麗に見せたいとお思いであれば、塗装をするのが良いでしょう。

また、単に外壁が汚れていて美しくした場合も、資金的に余裕があればおすすめです。
他にも、外壁の現状の色に満足していない場合にも塗装をする機会があります。
しかし、これ以外の場合には塗装を急ぐ必要があることを押さえておきましょう。

 

□まとめ

今回は、外壁塗装を行わずに放置すると発生する症状を東広島市の業者がご紹介しました。
色あせやチョーキング現象、ひび割れなどは劣化症状の代表例です。
そのままさらに放置することで素材や内部にまで影響を及ぼします。
一部急ぐ必要もない場合がありますが、劣化の場合にはすぐに修理を検討しましょう。

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