東広島市の塗装職人のお店が外壁塗装の乾燥に必要な乾燥時間を紹介します

2021年03月08日

「外壁の塗装が終わった後、どのくらいの時間乾かせば良いだろうか。」
東広島市に外壁塗装をお考えの方で、このように思われている方はいらっしゃいませんか。
きれいに完成させたいけど、工事にあまり時間はかけたくないですよね。
そこで今回は、外壁を塗装する際の乾燥時間について紹介します。
ぜひ参考にしてください。

□乾燥時間の基本を押さえよう!

*塗装における乾燥の基礎知識

乾燥に時間をかけるタイミングは外壁の塗装中に2度発生します。

1度目は下塗りを塗りおえた後、その上に塗装を重ねるまでの期間、2度目は中塗りを終えてから3度目の上塗りまでの期間です。
この間に、塗料が外壁と密着することで塗膜を形成します。
塗装した部分を指の腹でこすってもしわやめくれが出ない状態になれば、塗膜が完成したといえるでしょう。
塗膜が完成したら、次の工程に進んでください。

*乾燥が不十分だとどうなるか

乾燥にかける時間が不十分の状態で上塗りをしてしまうと、すでに塗ってあった塗料の水分がその上に重ねた塗料へ吸収されてしまい、塗膜の形成不良が発生します。
塗膜が作られないまま塗装が終わると、その部分のひずみが原因となって塗料の「膨れ」や「剥がれ」といった不具合が起こります。
塗装後に剥がれが起こると、また下地の補修が必要になるため、余分な費用が発生します。
それを防ぐためにも、メーカーの定める塗料の乾燥時間は必ず守ってください。

*乾燥時間

多くの外壁塗料は、乾燥時間が4時間ほどです。
さらに3回に分けて塗装するため、最低でも乾燥には8時間が必要です。

塗料を塗る時間も割くことを考えると、1日で塗装を仕上げるのは難しいでしょう。
依頼した業者が1日で塗装を終えようとしている場合は、乾燥時間を短く見積もっていることが多いです。
その際は作業の工程表を確認し、もしメーカーが指定している乾燥時間より乾燥に充てている期間が短ければ、スケジュールの変更を依頼してください。

□乾燥までのステップを押さえよう!

完全に塗料を塗りおえてから付着するまでにはおよそ2週間かかります。
また塗料が乾燥するまでの段階は、大きく4つに分けられます。
それぞれを確認していきましょう。

まず1段階目は、指触乾燥です。
これは、塗装部分を指で触っても塗料が指に付かない状態を指します。
この状態になるまでは、塗装後約1時間から2時間ほどかかるでしょう。
この段階では水分を飛ばしながら塗膜を作っているため、塗装部分には触れないでください。

次に2段階目は、半硬化乾燥です。
これは、塗装部分を指でこすっても、塗装部分にこすった後が残らない状態のことを指します。
この状態になるまでは、塗装してから約数時間、長くて1日かかります。
半硬化乾燥が完了したら、上から塗料を重ねても問題ありません。

そして3段階目は、硬化乾燥です。
これは、塗装部分を指で強く押しても指紋が付着しない状態のことを指します。
この状態になるまでは、塗装してから1週間程かかります。
硬化乾燥が完了すれば、外部からの刺激に強くなるため、雨や雪が降っても塗装は剥がれません。

最後に4段階目は、完全乾燥です。
これは、内部までしっかり乾燥している状態のことを指します。
この状態になるまでは、塗装してから約2週間かかります。

以上の4つの段階を押さえておけば、乾燥がきちんと行われているかどうか確認できます。
もし問題がある場合は、早めに塗装業者へ問い合わせるようにしましょう。

□乾燥にかかる時間が変わる場合

前の章で一般的な乾燥時間について紹介しました。
しかし外壁塗装は屋外で行われるため、気温や気候の変化に大きく影響を受けます。
それぞれの気候の特徴を知り、適切な時期に外壁塗装を行いましょう。

まず、気温が低いと水分が蒸発しにくくなるため、乾燥時間は長くなります。
たとえ気温が高くても同時に湿度も高ければ、乾燥には時間がかかるでしょう。

季節ごとに見ると、やはり日差しの強い夏は最も短い時間で乾燥するため、外壁塗装に向いています。
一方で気温の低い冬や、雨が多くジメジメした日が続く梅雨は、塗料が乾燥するのに時間がかかります。
気温が5度未満、または湿度が85パーセントを上回っている場合は、塗料が乾きにくいため、外壁塗装を行わないでください。

さらに、季節だけでなく塗料の種類によっても乾燥時間は変化します。
塗料は大きく溶剤塗料と水性塗料に分けられますが、水性塗料を使用する際は、気候に注意が必要です。
水性塗料は半分以上が塗料でできており、水分の蒸発によって塗膜を作るからです。
気温が高く、カラッと晴れた日に水性塗料を使うようにしましょう。

外壁塗装は、実施する日の気候や使用する塗料を確認して、十分な乾燥時間を確保することが大切です。

□まとめ

今回は、乾燥にかかる時間や塗料の乾燥までの流れについて紹介しました。
きちんと乾燥させなければ、きれいに塗ったはずの塗料が剥がれてしまいます。
東広島市にお住まいの方で、塗装について気になることがある方はぜひ当社へご相談ください。

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