外壁塗装における臭い対策を東広島市のプロがご紹介します!

2020年07月28日

 外壁塗装工事において、臭いが気になってしまって工事の依頼に踏み出せないという方はいらっしゃいませんか。
確かに外壁塗装工事においては塗料独特の臭いが立ち込めてしまいます。
しかし、外壁塗装工事は家のメンテナンスにおいて必須です。
そこで今回は、東広島市の塗装のプロが外壁塗装における臭い対策を紹介します。

□シンナーの有害性とは

外壁塗装において嫌な臭いの発生源は多くの場合、油性塗料に含まれるシンナーと呼ばれる有機溶剤です。
家の窓を閉め切っていたとしても、換気扇や通気口のような隙間から家の中まで臭いが届いてしまいます。

シンナーの臭いは、完全に閉め切った家の中で嗅いだとしても不快になるものです。
しかも、シンナーの被害は臭いだけではありません。

シンナーは吸い込む量が増えるにつれて健康被害が大きくなってしまいます。
シンナーの大量摂取が原因で生じる症状の例としては、不妊、ノイローゼ、呼吸困難、化学物質過敏症などが挙げられます。

また、重症化しないケースでも、長時間臭いを嗅いでいると頭痛がしたり、目眩や鼻詰まりを引き起こしたりします。

最近では、シンナーの含有量が少なくなってきてはいますが、ゼロになったわけではありません。
大人には影響がなかったとしても、小さいお子様やペットには深刻なダメージを与える可能性もあります。

シンナーの症状はアレルギーによる影響であると言われています。
アレルギーを持っている方はもちろん、今は持っていない方でもアレルギーを発症する危険性は十分あるでしょう。

□外壁塗装における匂いの対策を紹介

上記のように臭いが強い塗料は、人体にダメージを与える可能性が高いものが多いです。
それでは、どのようにして外壁塗装において発生する臭いに対処すれば良いのでしょうか。

*塗料選びについて

まずは、臭いの少ない塗料を使用してもらうという方法があります。
業者に臭いが気になるのでできるだけ臭いの少ないものを使用してほしいと伝えてみてください。

また、油性塗料と比較すると、水性塗料は臭いが少ない傾向にあります。
臭いがどうしても気になるという方は水性塗料を使ってもらうと良いでしょう。

しかし、水性塗料は油性のものと比べて耐久性が低く場所によっては使えないケースもあります。

*換気の重要性とは

塗料で対策をしても家の中に臭いが入ってきて辛いという方はいらっしゃると思います。

家の中で臭い対策する方法としては換気が挙げられます。

具体的には、二階建て以上の家であれば一階のドアを開けて換気するようにしてください。
くさい臭いは基本的に下に流れていく性質があります。
塗装作業を行なっている場所から離れたドアや窓を開けて扇風機などで風の流れを作ると臭いが軽減されるでしょう。

*マスクの着用について

続いて、マスクで臭い対策するという方法もあります。
「マスク程度で臭いが防げるのだろうか。」と疑問に感じる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、ホームセンターなどで購入できるマスクには臭い対策用のマスクがあります。

これは有機ガス高濃度用防毒マスクと呼ばれており、「防毒マスク」や「キーメイトマスク」という商品名で売られています。
もちろん、通常のマスクと比べると値段は高いですがその分臭いに対しては効果的面です。
どうしても臭いが辛いという方はぜひ試してみてください。

しかし、このマスクはかなり大きくつけ心地も独特なので長時間着用しているのはストレスになるでしょう。
また、有効時間がすぎた場合や感覚的に息苦しさを感じたりした場合にマスクの吸収缶を取り替えることが必要です。

一日中家にいて、マスクをつけていたいという方には活性炭が含まれている不織布マスクがおすすめです。

*家から出る

上記のどの方法を実施したとしても、完全に臭いがしなくなるわけではありません。
生まれたばかりのお子様や臭いに敏感な犬などのペットを飼っている場合は、塗装工事をしている間は家にいないという手段が最も効果的でしょう。

もちろん工事期間中ずっと現場の様子を確認しないことはおすすめできませんが、毎日、毎時間確認する必要はありません。
したがって、工事期間中は親戚の家やマンスリーマンション、ウィークリーマンションに住むことを検討してみても良いでしょう。

外壁塗装の場合は、高圧洗浄を行なっているか、塗料を下塗り、中塗り、上塗り、の三回にわけて塗り重ねているか、などの確認を行なっておく必要があります。
業者の中には、悪徳業者がいてそれらの作業を省略しようとするケースがあるからです。

いくら臭いが気になったとしても杜撰な工事をされてしまっては、塗装工事を行う意味がありませんよね。
工事期間中は家から出て生活するとしても、定期的に現場を見学するということは忘れないようにしてください。

□まとめ

今回は、外壁塗装における臭いの問題について解説してきました。
外壁の劣化は放置しておくと家の構造部分までボロボロになってしまいます。
臭いが気になってしまって外壁塗装の依頼ができていない、という方に本記事で紹介した内容を参考にしていただけると幸いです。

無料お見積は今すぐお電話を。