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専門家コラム

外壁塗装において塗料の乾燥時間はとても重要!東広島市の業者が徹底解説

2020年04月05日

「外壁塗装では乾燥時間を設けると聞いた。その理由を知りたい。」
外壁塗装の際には、それぞれの作業工程が気になるかもしれません。
乾燥時間に関しても、理由やメリットを知り、注意点を押さえて臨みたいものですよね。
今回は、外壁塗装における乾燥時間に関して東広島市の業者が徹底解説します。

 

□外壁塗装の作業工程について

外壁塗装では、いきなり塗料を塗れば良いわけではありません。
なぜなら、そのままの状態では塗膜が安定しないからです。
付着している汚れや剥がれた塗料は、塗装の効果を低減します。
そこで、最初に高圧洗浄で水をふきつけることで、余計なものを取り除くのです。
作業をご自身ですることをお考えかもしれません。
その場合には、専用の機械がなくても、ブラシで擦るなどして対応するのがおすすめです。

次に行うのは下地の補修で、塗膜の剥離や錆の発生などを防ぐ目的があります。
外壁材や窓枠などの素材には隙間があり、これを埋めているゴム状の素材がコーキングです。
これが傷んでいても防水性が劣化しますので、合わせて修理します。
そして、意外と飛び散りやすい塗料の付着を避けるためにも、養生が大切なことを覚えておきましょう。

窓に付いたものをもう一度取り除くのは大変かもしれません。
ビニールシートやテープなどを貼り付けて対応します。
一連の作業が完了して初めて、塗装の段階です。
密着性を高めるためにも、最低でも3回行うことは押さえておきましょう。

 

□乾燥時間をしっかり設ける必要がある理由は?

特に、3回の塗装の段階では、それぞれの間に乾燥の時間を設けています。
外壁塗装で乾燥する時間を設ける目的は、塗料に備わった機能を最大限に発揮させるためです。
塗料には、外壁や屋根を水分や湿気から守る役割があります。
また、紫外線に強い耐候性や汚れにくい防汚性、太陽の熱を取り込まない遮熱機能を備えていることを覚えておきましょう。
単に水による腐食だけではなく、様々な機能で外壁や屋根を保護しています。
しかし、塗料は乾燥して固まることで初めて機能を発揮するのです。

もし仮に雨で流れてしまえば、塗装の効果がないですよね。
塗料の成分は個体ですから、溶剤や水で伸ばすことで付着させます。
そこで含まれていた水分や溶剤が抜けることで、固まっていくのです。

この水分や溶剤を除く作業が乾燥の段階として設けられています。
乾燥を充分に行わないと、塗膜は本来の力を発揮しません。
結果的に、早期の剥がれなどの施工不良を起こしてしまいます。
そのため、乾燥時間を設ける必要があると言われているのです。
外壁塗装での乾燥時間の目安は、温度によって変化します。

そもそも、気温が5℃以下または湿度が85%以上の場合には、塗装を行えません。
温度が低すぎると塗料が凍結してしまう可能性があり、湿度が高いと塗膜に水分が付着しやすいからです。
この点で、雨の日は基本的に作業を行いません。
また、雨が降っていなくても湿気があり気温も高くない場合には、時間がかかるでしょう。
多くの場合には半日~1日が目安と言われていますので、業者と相談しながら進めていくのがおすすめです。
塗料が持つ耐久性などいろいろな機能がきちんと発揮できる状態である完全乾燥までは2週間かかるとも言われています。

 

□乾燥時間を設けないと起こりうるトラブルは?

塗膜の効果を発揮する以外にも、乾燥には様々な役割があります。
逆に設けないと起こりうるトラブルについてご紹介していきましょう。

一つ目は、塗装の早期の剥がれです。
水分や溶剤が多く残った状態ですから、浮きなどが起こりやすく、早期の剥がれにつながります。
当然ですが、塗装のない外壁は水に弱く、劣化がより早く進行してしまうでしょう。

二つ目に、その前段階として、ひび割れが見受けられることも多いです。
また、程度が軽いものとしてはしわが見受けられることもあります。

三つ目として、色ムラのトラブルも発生しやすく、両者とも見栄えには悪影響を及ぼすでしょう。

 

□塗料の乾燥以外にも、乾燥時間を設ける必要がある工程は?

乾燥時間を設けるべきなのは、塗装の段階だけではありません。
たとえば、壁に付いている古い塗膜や苔などを除去する高圧洗浄の段階が挙げられます。
当然ですが、外壁の下地を洗浄すると、多くの水分をふくんでいますよね。
そのまま塗装を始めると、水分の行き場がなくなり塗膜を内側から劣化させてしますのです。

また、内部に染み込むと壁自体の傷みにもつながります。
そのため、高圧洗浄を終えた後にも乾燥の時間を設けて、じっくりと水分を抜いていくのです。
他にも、コーキング工事の際にも乾燥時間を設けます。

 

□まとめ

今回は、外壁塗装における乾燥時間に関して東広島市の業者が徹底解説しました。
外壁塗装では様々な作業過程がありますが、その多くで乾燥時間が設けられています。
これは、塗膜を安定させ、色合いや見た目も向上させる目的があるのです。
しっかりと時間を取るように心がけましょう。

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