失敗例を参考にしよう！東広島市の外壁塗装業者が解説

2020年02月28日

「外壁塗装に関しての失敗例とは？」
「丁寧に外壁塗装の作業をしてくれる業者を教えてほしい」
外壁塗装に関しての失敗はしたくないですよね。
実績のある業者に頼んで完璧に行ってもらいたいと考えると思います。
そこで、今回は外壁塗装のよくある失敗例と業者の選び方を解説していきます。

□外壁塗装に関してのよくある失敗例

失敗は、後々に凄い後悔につながります。
長く住み続けていくものなので、なるべく失敗はしないように心がけましょう。

＊よくある失敗の事例

・完成後のイメージや色合いが違うものだった

色選びは非常に重要なものです。
自身で決めた色合いや、出来栄えが全く異なっていてはかなりショックを受けると思います。
果たしてこういった問題はどうして起きてしまうのでしょうか？
これは、お客さんの方が「何色でお願いします。」と口頭で伝えてしまうパターンや、業者さんのお勧めの色で納得してしまいそのまま決めてしまうパターンで引き起こされます。
このような曖昧な対応でズレが引き起ってしまうのです。
では、どのような対策法が必要でしょうか？
それは、今までの施工事例を確認し、カラーシュミレーションをしましょう。
また、実際に別の板にサンプルとして好みの色を塗ってもらうことも対策法です。

・すぐに塗装面が剥がれてしまい色褪せしてしまった

「塗り替えからたった一年なのにすぐに色褪せや表面が剥がれてきた」といったパターンです。
これが起きてしまう原因は何でしょう？
それは、下塗材の塗量が不足して上塗材との密着が弱くなってしまったことが考えられます。
塗装の際に、塗りなおしは何度も行うものですが下地の塗量が不足しているとそのようなことが起きます。
また、高圧洗浄剤を十分に使わずに仮塗材を塗ってしまったパターンもあります。
これは、元々の汚れはなるべく無いように完璧に取り直しているのが普通ですが、それがうまくいっていないパターンの場合にはそのような事例が起きます。
では、このような塗装失敗例を防ぐにはどのような解決策が必要でしょうか？
「作業工程を逐一報告してもらう」のがオススメです。
こうすることで、塗装段階でミスが出ることを未然に防げます。
時系列を写真で並べて、報告書を作成してもらうのも良いかと思います。

・さびが出始めた

特にこれが多いのは、鉄や木が使われているところです。
下地処理が行われていない原因で起こるトラブルです。
これの解決策は何になるのでしょうか？
それは、下地のチェック、さび取り用の「ケレン」と呼ばれる下地調整が必要になってきます。
トラブルが起きた時には塗り直しをして貰いましょう。

□材質を知ってトラブルを未然に防ごう！

材質の特徴を知っておくことで、よりトラブルは軽減されるかと思います。
業者を100％信頼することは大事ですが、ご自身もよく確認をしておきましょう。

＊材質による特徴

・窯業サイディングボード
断熱材として優れた耐熱性の強い木材です。
そのために、断熱塗料を塗り替えてしまうと蓄熱して通気性がなく塗装が伸びて風船のように膨れてしまい最終的に塗膜が剥がれるようになります。
そのために弾性塗料が使用しないようにしましょう。

・光触媒、無機、フッ素が付着したサイディング材
これらはすぐに塗装が剥がれてしまう原因のボードです。
塗装業者でも分からず使用してしまう可能性のある場合もあり窯業サイディング診断士、外装劣化診断士に詳しく確認する必要があります。

□失敗しない業者選び

正直なところ、外壁塗装に関してしっかりと把握していたところで実際に行うのは業者です。
そのために、少しでも不安要素がある業者に頼んでしまうと後で必ず後悔の素になります。
業者選びのポイントを知っておきましょう！

＊良くない業者のパターン

・職人の態度が悪い
これは、施工を任せられない気持ちになるかと思います。
特によくあるのは「大声で話す」「家の前で平気でたばこを吸う」「挨拶をしない」などです。
人として当たり前の対応が出来ない業者は、施工も良くないケースは十分にあります。

・費用が安すぎる
これはかなり得をすると思われた方も多いのではないでしょうか？
しかし、これには落とし穴があります。
最初に安くしておいて、「追加工事をしないとこの先の工事は出来ない」といった請求をしてくるパターンです。
結局のところ、予算が他業者と比べて高くつく場合があります。
そのために、契約前段階から「本当に契約以上の追加工事は行わないか」などを確認し、契約書にそれが盛り込んであるかを確認しておきましょう！

・一式やパック販売の塗装

「外壁塗装が全体丸めて70万」「屋根修理一式40万」などといったパック売りや一式売りは、こちらが期待していないと沿うも余分に行われる可能性があります。
福袋のような売り方をすると損する可能性があります。